恋愛アドバイスを受けても状況が変わらない原因について説明します。
- 恋愛アドバイスを信じてやってみたけど効果がなかった人
- 恋愛アドバイスを素直に信じることができない人
- 恋愛アドバイスなんて詐欺ばかりだと思っている人
- 漫画アカギを読んだことのある人
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恋愛アドバイスを信じて捨て身になれる人だけがモテます
多くの男性に恋愛アドバイスをしていますが、その中で「成長して変わる人」と「何も変わらない人」の特徴は明らかです。
- 成長して変わる人:恋愛アドバイスを素直に信じて、ブレることなく捨て身になってやる人
- 何も変わらない人:恋愛アドバイスを聞くだけで、少し試してダメだったらまた違う方法を探す人
大別するとこの2パターンしかいません。
疑わずにそのままやり続けた人だけが、女性からモテるようになってその後いい思いをしています。
何も変わらなかった人は、後からこう言います。
- 恋愛アドバイスを信じてやってはみたけど、逆に嫌われたような感じだったのですぐやめた
- もっと自分に合った恋愛アドバイスを探したいと思ったので今はやっていない
- 自分にとって都合の悪い恋愛アドバイスだったから聞かなかった
- 「恋愛アドバイスを受けたらすぐに効果が出ると思った」
・・そんなに簡単だったら誰も苦労しません。 - 「自分に合った恋愛アドバイスを探したい」
・・そんなものは存在しません、恋愛アドバイスに自分が合わせていくしかないんです。 - 「自分にとって都合の悪い恋愛アドバイスだった」
・・不都合な真実を受け入れない限り状況は変わりません。
こうやって自分に逃げ道を作ったら、もうその分野で成功することはありません。
どんなに有効な恋愛アドバイスや知識を仕入れても、こういう考え方でいたら何も活かせません。
このことを理解してもらうために、今回は麻雀漫画で有名なアカギを例として解説していきます。
アカギとは?
「アカギ」の作者である福本伸行氏は「カイジ」の方が有名なので、カイジの原作者といえば知ってる人も多いと思います。
そこで、漫画アカギを読んだことがない人のために、あらすじ(概略)を説明します。
- 主人公の赤木しげる(以降、アカギと表現します)を中心とした麻雀漫画
- あらゆる賭け事の天才で、その強さは狂気じみている(作中では無敗)
- 富や権力には一切興味がなく、自分の命をかけたギリギリの博打をすることに生きがいを感じているギャンブル中毒(狂人)
- 初めての麻雀は中学生の時で、相手はヤクザとその代打ち(素人なのに圧勝)
- その後アカギは、裏社会の強敵たちを麻雀で次々と打ち負かしていく(相手は基本ヤクザ)
- 最後の相手は鷲巣巌という裏社会のボス的存在で、この戦いは20年に渡る長期連載の末アカギの勝利で完結した(漫画の中では6〜7時間しか経過してない)
・・簡単にはこんな感じです。
アカギの名言
漫画アカギからは色々な名言も生まれています。
「死ねば助かるのに」
(死の恐怖に怯えて苦しむよりはいっそ死んだ方が楽)
「信用するなよ、人を」
(人を騙すことばかりしてきたくせに、なぜ俺のミスを罠と疑わない?)
「負けると感じていながら降りないアホ」
(メンツやプライドが捨てられないから負ける勝負をする)
「狂気の沙汰ほどおもしろい」
(命を賭けた博打ほどおもしろいものはない)
「地獄を一度くぐっちまうことさ、ツキの女神はいつだってその先にしゃがみこんでいる」
(勝利とはリスクと等価交換で手にするもの)
「人は危機に相対した時その本質が出る。」
(勝つにはまず相手から平常心を奪わないといけない)
「博打の本質は理不尽な死」
(博打に合理性などない)
「焼かれながらも、人はそこに希望があればついてくる」
(相手が希望を持っているからこそ相手を操ることができる)
「信じると捨てるは同じこと」
(自分を信じると最後は捨て身になる)
今回は、最後に紹介した名言「信じると捨てるは同じこと」をテーマとして話をします。
アカギが無敵である理由
アカギはチート級の能力を持つ天才です。
- 頭の回転がズバ抜けて速い
- 完璧な理論を持ち合わせている
- 洞察力や読みが恐ろしく鋭い
- 動物的な直感も持っている
・・無敵なわけです。
ただ、アカギの本当のすごさは能力以外にあります。
それこそが「自分を信じて捨てることができる」というブレない心です。
自分の戦略を信じた勝利と信じることができなかった敗北
物語の中で、アカギは自分のニセモノに出会います。
その偽アカギは、自らアカギの名前を語り、麻雀界に君臨しようと企みます。
偽アカギもまた天才的な頭脳の持ち主で、常人のレベルをはるかに超える記憶力と記憶速度を備えていました。
しかし、アカギはそんな偽アカギを見ても「二流」という評価しか下さず、相手にすらしませんでした。
案の定、偽アカギはその後、浦部という強敵に敗れ去ります。
天才的な記憶力や理論は、浦部のパワーの前では全くの無力でした。
そしてアカギはその直後、偽アカギを破った浦部を打ち負かします。
- 偽アカギ:自分の戦略を信じて捨て身の勝負に出ることができなかった結果、墓穴を掘って敗北
- アカギ:敗北必至の劣勢においても自分の戦略を貫き通し、それが最後に実を結んで勝利
偽アカギは、浦部との対戦の中で自分が勝てる戦略を見抜いていました。
しかし、その勝てる戦略を偽アカギは実行することができませんでした。
なぜなら、浦部との戦いには億単位の金が賭かっていたからです。
「絶対に負けは許されない」
そう思ったら、1%でも失敗する可能性がある戦略はもう実行できませんでした。
そうやって偽アカギは、プレッシャーに負けて勝てる勝負をみすみす捨ててしまったわけです。
そこを浦部につけ込まれてしまい、アッサリ敗れてしまいました。
一方のアカギは、どんなリスクがあろうが自分が信じる戦略を確実に実行しました。
そうやってアカギは、理論とブレない心の両方で浦部を圧倒したわけです。
どんな恋愛アドバイスを受けても信じることができなければ実行できない
どんなに優れた理論を持っていても、その理論を信じることができなければ、実行することはできません。
そして、実行できない理論に意味はありません。
恋愛でモテるのもこれと同じです。
どんな恋愛アドバイスを受けても、どんな恋愛テクニックを覚えても、どんな恋愛ノウハウを学んでも・・自分がそれを信じることができなければ実行には移せません。
今ではネットや書籍で様々な恋愛アドバイスが飛び交っていますが、実際にモテている男性はごくわずかです。
こんなにも恋愛アドバイスが溢れているのに、それを活かせる男性がほとんどいないからです。
その原因は「知識を集めても実行することができない」からです。
そうやってノウハウコレクターになってしまっている男性を何人も見てきました。
それが悔しいので今回こういう話をしました。
恋愛アドバイスとしても漫画アカギは役立ちます
漫画アカギを知らなかった人には伝わりにくい話をしてしまって・・大変申し訳ありませんでした。
ただ、もし興味を持たれた場合はぜひ一度読んでみてください。
漫画アカギで出てくるエピソードや名言には、恋愛でモテるためのヒントもたくさん隠されています。
最後にもう一つ、アカギが無敵である理由をお伝えします。
それは「相手の心をコントロールできる」からです。
アカギの常人離れした行動に対戦相手は驚き、不安や迷いを感じながら・・罠にハメられていきます。
これは、恋愛でモテるメカニズムとよく似ています。
男性は女性にコントロールされるのではなく、男性が女性をコントロールする必要があります。
「惚れた方が負け」という言葉がありますが、これは本当です。
そして、相手をコントロールするためには「恋愛技術」と「経験」が必要です。
「理論」と「実績」さえあれば、相手の一挙手一投足に振り回されることなく常に余裕でいられます。
これが恋愛の成功につながっていきます。