女性におごってあげる or 割り勘はどっちが正解?について説明します。
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男性は女性におごってあげた方が良いのか?
恋愛において男性が悩む永遠のテーマの一つとしてこれがあります。
「女性にはおごってあげた方が良いのか?」
実際にメルマガ読者さんから相談される内容としても非常に多いです。
1980年代などのバブル期では「女性にはおごってあげて当然」というのが答えだったそうですが、令和時代においてはそうとも限りません。
そのため、今回はこの難題について私なりの結論をお伝えします。
状況によって、おごるべきか割り勘にすべきかは変わる
先に言ってしまうと、この問題は非常に難しいです。
なぜなら、女性によって正解が変わるからです。
さらに、おごるべきか割り勘にすべきかは、状況によっても答えが変わってしまうからです。
- 相手の女性の性格
- 相手の女性の職業や年齢差
- 相手の女性との出会い方
- 相手の女性と会った回数や親密度
- 相手の女性と今後どうなりたいか
- どういう店に行ったかと、自分のお財布事情
こういった要素によって、おごるべきか割り勘にすべきかも変わってきます。
そのため、この要素ごとで考え方を整理していきます。
ちなみに私は「結果的に8割くらいは常に自分が払っている」というのが基本スタンスです。(状況によって変えているのであくまで基本です)
この理由や詳細についてもこれから詳しく解説します。
相手の女性の性格によって、おごるべきか割り勘かを考える
女性にも色んな人がいます。
- 「男はおごるのが当たり前」という女性
- 「男におごってもらおうとは思わない」という女性
- 「おごりでも割り勘でもどっちでもいい」という女性
- 「少し多めに払ってくれると嬉しい」という女性
ただ、相手の女性がどのタイプかを見抜くのは正直難しいです・・というか無理に近いです。
「おごった方が良い?それとも割り勘でも良い?」なんて聞いても本音で答えてくれるわけがありませんし、そもそもこんなことを聞いてしまう時点で女性からはマイナスです。
ですから、相手の女性の性格はこの際考えなくて良いです。
女性の性格ではなく、あなたの性格で答えを決めてしまいましょう。
そして、多数決で考えてみましょう。
上記の4パターンについて、存在割合を私の感覚でザックリ決めるとこうなります。
- 「男はおごるのが当たり前」という女性:1割
- 「おごってもらおうとは思わない」という女性:1割
- 「おごりでも割り勘でもどっちでもいい」という女性:3割
- 「少し多めに払ってくれると嬉しい」という女性:5割
大体このくらいです。
「俺の感覚だと全然違うぞ!」という人は、偏った場所で女性と出会っているか、女性の本音を聞いていないか、そのどちらかです。
一般的な目で見ればこのくらいなんです。
この割合から整理しますと「少し多めに払う」のが、最も多くの女性をカバーできることになります。
「少し多めに払う」ということは、③ 「おごりでも割り勘でもどっちでもいい」という女性もカバーできるからです。
もし相手の女性が、② 「おごってもらおうとは思わない」という女性だった場合は、割り勘にしてしまえば問題ありません。
① 「男はおごるのが当たり前」という女性からだけはマイナスされてしまいますが・・別に構わないと思いませんか?
こういう女性が好きだという男性だけは「全額おごる」という選択をしてもらればいいだけの話です。
私はこういう女性が嫌いなので「少し多めに払う」という選択をしているだけです。
つまり、あなたの性格で答えを決めてくれれば良いのです。
相手の女性の職業や年齢差によって、おごるべきか割り勘かを考える
いくら女性の性格が様々とはいえ、職業や年齢差は無視すべきでない要素の一つです。
例えば、相手の女性がまだ女子大生であなたが社会人だった場合は「全額おごってあげる」or「8割くらいは出してあげる」のが正解です。
また、相手の女性があなたよりも5歳以上年下だった場合も「全額おごってあげる」or「8割くらいは出してあげる」のが正解です。
仮に相手の女性が「別におごってもらおうとは思っていない」という考え方だったとしても、自分が学生で相手が社会人だったり、相手が自分よりもかなり年上だったりすれば「さすがに割り勘はないんじゃないの?」と思うものです。
年上の男性と会う場合、女性は包容力や頼りがいや経済力に多少なりとも期待しています。
そこで割り勘にしてしまうと、それだけでマイナスされてしまうことがあるので非常に損です。
ですから、女性の職業や年齢差によっても対応を変えるようにしてください。
相手の女性との出会い方によって、おごるべきか割り勘かを考える
出会い方によっても、おごるべきか割り勘にすべきかは多少変わってきます。
恋活マッチングアプリなどの出会いはそれなりに気軽な位置づけですので、男性もそこまで女性に気を使ってあげる必要はありません。
しかし、結婚相談所などの出会いはお堅い上に、結婚相談所のスタッフも「女性にはおごってあげてください」と勧めてきます。
さらに厄介なことに、結婚相談所は後に女性に対して「あなたが会った男性◯◯さんは、ちゃんとおごってくれましたか?」ということを聞いていたりします。(余計なことを・・)
そのため、おごらない方が悪いという認識にされているところもあります。
職場の同僚女性を誘った時や、合コンやパーティで知り合った女性とご飯に行く時は、そこまで気を使ってあげる必要はありません。
ただ、結婚相談所のように婚活色の強い出会いの場でセッティングされた場合は、せめて初回くらいは全額おごってあげた方が安全です。
相手の女性と会った回数や親密度によって、おごるべきか割り勘かを考える
「相手の女性と会うのが何回目なのか」や「相手の女性との親密度」によっても、おごるべきか割り勘にすべきかは変わってきます。
そして、恋愛で一番難しいポイントは初対面です。
初対面でナシと思われたら、その後がないからです。
初対面という重要な場において、お金のことくらいでマイナスされていたら損なのです。
そのため、少なくとも初対面では割り勘という選択はしない方が無難です。
全額おごってあげるまではしなくてもいいと思いますが、少し多めに払ってあげるのが望ましいです。
ただ、会うのが2回目3回目になってきたら、割り勘という選択肢も悪くはありません。
2回目3回目が成立しているということは、女性はあなたに対して少なからず好意は持っているからです。
つまり、相手の女性とそれなりに親密な関係になりつつあるため、そこまで気を使ってあげなくても良いのではないか、ということです。
しかし・・私は、2回目3回目でも割り勘にはしておらず、常に少し多めに払っています。
理由は、一貫性を通すためです。
女性が男性に求めている「男らしさ」の中には「一貫性があってブレない」という要素が含まれています。
「最初は良い顔をしておごってくれたのに、だんだん割り勘にされてきた」というのを多くの女性が経験しています。
多くの男性は「釣った魚にはエサをやらない」というスタンスでいますが、これは女性も知っており、またこれを不満に思っている女性も多いのです。
要するに、セコいわけです。
そして、セコい男性は確実にモテません。
だから私は、初対面であろうが2回目であろうが100回目であろうが、8割くらいは常に自分が払っています。
「一度決めたルールは変えない」という一徹さが女性に好まれるからです。
相手の女性と今後どうなりたいかによって、おごるべきか割り勘かを考える
これまでの話は「相手の女性の好感度を落とさないためには、おごるべきなのか?」という観点で考えてきましたが、
そもそも、相手の女性のことをあなた自身が気に入るとは限りません。
「この女性とまた会いたいとは思わない」という場合も当然あります。
この場合でも女性におごってあげた方が良いのかどうか?
私の答えは「割り勘にしましょう」です。
これを「セコい」と思った人は、こう考えてみてください。
「この女性とはまた会いたいとは思わない」となった時、非はどちらにあると思いますか?
・・悪いのは、相手の女性の方なんです。
恋愛では、また会いたいと思わせることができなかった方が悪いんです。
これは常に意識してほしい考え方です。
あなたが誘っても相手の女性が乗ってこなかった場合は、悪いのは女性ではなくあなただということです。
恋愛の世界というのはそういうものなんです。
ですから、また会いたいと思わなかった女性に対して、わざわざ気を使ってあげる必要はありません。
そして、そこに罪悪感を感じる必要もありません。
なぜなら、女性はもっと冷たいからです。
女性は、興味のない男性のことはゴミ同然に扱ってきます。
こちらはそこまでひどいことをしているわけではなく、ただ割り勘にするだけです・・これの何が悪いんです?
おごるべきか割り勘を考えるのは、あなたが相手の女性ともっと親密になりたい場合だけであって、そうでない場合は常に割り勘で結構です。
大事なお金は、大事な女性のために使ってあげてください。
どういう店に行ったかと、お財布事情によって、おごるべきか割り勘かを考える
当然ながら、行った店によっても事情は変わってきます。
二人で10,000万円以上する店に行って、男性側が8割払うというのは痛い出費です。
逆に、二人で800円のカフェ代を割り勘にしたら、ほとんどの女性からケチだと思われます。
ですから「どういう店に行くべきか」から考えるべきです。
ではここで、私のオススメする戦略をお伝えします。
- 初対面では、まず安いカフェに行く(カフェ代は全額おごってあげる)
- 女性を気に入ったら、食事に誘う(8割くらいは払ってあげる)
- 次回以降は常に8割くらいは払ってあげる(付き合うまでは高い店には行かない)
まず、初対面ではスバタやドトールなどのカフェで会うことにして、カフェ代は全額払ってあげましょう。
※初対面ではカフェをオススメする理由や、高い店に行くべきではない理由については、以下の記事も参考にしてください。
ここであなたが女性に興味を持てなかったら、そのまま解散すれば良いのです。
あなたが女性のことを気に入ったなら、そのまま流れ or 日を改めて、食事に誘えば良いのです。
以降は、男性側が常に8割くらいは払ってあげるスタンスです。
そして、付き合うまではなるべく高い店には行かず、常に数千円を出してあげている状態を維持して女性からマイナスされないようにします。
なまじ高い店に行くから「こんなに払ったのに、この女性と付き合えなかった・・」などと悔しい思いをすることになるのです。
無理して高い店に行ったところで格好なんかつかないですし、ほとんどの女性はそんなこと望んではいません。
目安としては、付き合うまでは二人で3〜5,000円くらいの店で十分です。
それなら、8割払ってあげても2〜4,000くらいで済むので、そこまでの出費ではないと思います。
全額おごることによって生じる3つのリスクとは?
ただ、男性の中には「ゴチャゴチャ言わずに男が全額払ってあげればいいんじゃないのか?」という太っ腹な男性もいます。
これはこれで立派だと思いますが・・実は全額おごることによるリスクが3つあります。
1つ目のリスク:親しくもない男性から全額おごられると居心地が悪い女性もいる
まともな女性ほどこういうことを感じやすく、まともな人には返報性の原理が働くからです。
「恩を受けたら返さないといけない」という心理が働くわけです。
しかし、まだ親しくない関係だと、相手の女性もこちらに対して遠慮の気持ちがあります。
返したくても返せない、返したくても何で返していいかわからない・・こういう気持ちなわけです。
そうなると、相手の女性には引け目だけが残って、これがマイナス感情として残ってしまうことになります。
極端に言えば「私がこんな引け目を感じて嫌なのは、この男のせいだ」という感情が残るわけです。
その結果、おごってあげたのに悪く思われてしまう、という理不尽な事実が出来上がってしまうことになります。
ですから、女性にも少しは払わせてあげた方が、女性の心も軽くなるというわけです。
2つ目のリスク:親しくもない男性から全額おごられたことで警戒心を強める女性もいる
男性から全額おごられることで、こう思う女性もいます。
「私たちはまだおごってもらえるような関係じゃない」→「ということは、この人には下心があるのでは?」
まあハッキリ言ってしまえば、男に下心があるのは当然ですよね笑
でも、それを前面に押し出すと女性は警戒します。
ですから、女性にも少しは払わせてあげた方が、こちらの下心を見透かされずに済むというわけです。
3つ目のリスクは、全額おごってあげることで男性をナメてくる女性もいる
全額おごってあげる男性は、その行為をカッコ良いことだと思っている節がありますが・・女性はそんなに単純な生き物ではありません。
全額おごってくれた男性に好意を持つ女性は・・実はあまりいません。
それどころか、全額おごってくれた男性を軽く見る女性の方が多いのです。
「カッコ良いとでも思ってるのかな」
「私に媚びようとしてるのかな」
「どうせ最初だけだろうな」
「なんかチョロそうだな」
こう思う女性の方が多いのです。
恋愛では、女性から下に思われたら絶対にうまくいきません。
ナメられたら終わりなんです。
そのため「お前も少しは払え」くらい言える男性の方が確実にモテるのです。(気持ちだけで言わなくてもいいですが)
まとめ:男性が8割くらい払ってあげるスタンスが最も多くの女性をカバーできる
私がオススメしたいのは「8割くらいは常に自分が払う」というスタンスです。
つまり、割り勘はオススメしません。
男は女よりも払ってあげてください。
納得できない人は、これから話すことをよく聞いてください。
平均的に見て、男性よりも女性の方が金銭的余裕がありません。
給料も男性の方がまだ多いです。
そして何より、女性には美容関係の出費が多いのです。
まず服ですが、男性と違って女性の服は毎年流行が激変します。
男性なら3年前のファッションでもそこまで違和感がなかったりしますが、女性の場合は3年前のファッションでは外に出れません。
服代だけでも女性は大きな出費なのです。
以下のとおり、1ヶ月の洋服代を比較しても女性の方が多いという結果が出ています。
次に化粧品ですが、これはほぼ女性だけの出費といえるでしょう。
化粧品と一言で言っても、その種類や量は膨大です。
洗顔料、化粧水、乳液、コットン、化粧下地、ファンデーション、フェイスパウダー、アイブロウ、アイシャドウ、アイライナー、ビューラー、マスカラ、チーク、リップ・・これら全部を総称して化粧品と言っています。
このうち、男性が使うものといったら洗顔料くらいです。(最近は化粧水や乳液を使っている男性も結構いますが)
これだけでも男性とは出費の違いが大きいことがわかると思います。
他に脱毛もあります。
男性で脱毛の必要がある人は少数派ですが、女性にとって脱毛は必須です。
スネ毛やワキ毛が出ている女性を見たことがありますか?ありませんよね。
皆ちゃんと脱毛処理してるからです。
しかも定期的に通ってるわけですから、その出費はバカになりません。
このように、単純に生活費を比べても女性は男性よりも多いと言われています。
かといって、美容に無頓着すぎる女性も嫌ですよね?
人並に美容に気をつけている女性なら、我々男性よりもはるかに出費しているわけです。
以上の理由から、同じ店で同じものを食べるにしても、男性と女性では事情が違ってくるわけです。
同じ2,000円でも、男性と女性では生活費にかかってくるダメージが違うのです。
ですから、男性が多めに支払うのは当然のことだと私は思います。
この考え方を理解できる男性は、きっとモテます。
支払いの際は、この話をちょっと思い出してみてください。
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