あまり大きな声では言えないんですが・・
私は「LGBT理解増進法案」や「同性婚の法制化」には反対なんです
もちろんLGBT(LGBTQ)やトランスジェンダーの人を否定する考えは一切ありません
ただ、認めるとデメリットの方が多いんです
マジですか?!
あまり後ろ向きな考え方をしない野原くんが反対派だったとは意外です!
LGBT法や同性婚を認めると、どんなデメリットがあるんですか?
LGBT法案を認めると資金が必要になるので、いずれ我々が税金等の形で負担することになります
(設備改善や法改正に伴う人件費など)
同性婚を認めると少子化が進むので、現世代の負担がますます増えることになります
(今後LGBTの人が確実に増えることになる)
また何より、性犯罪が増える恐れもあります
冷たい考え方かもしれませんが、社会全体から見るとメリットよりもデメリットの方が多いと言わざるを得ないんです
そして何よりも、人間から恋愛感情がどんどん失われていくことになるという懸念もあります
なるほど・・経済的に見てあまり得がないという話はよくわかります
ただ「恋愛感情が失われていく」というのは・・なぜでしょうか?
それについては、これから詳しく解説します
LGBT問題は人類全体にとっても他人事ではないので、奥手くんも一度考えてみてくださいね
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LGBT法や同性婚がなかなか認められない理由
令和の時代は「多様性を認めよう」「個を尊重しよう」といった考え方が推奨されるようになりました。
そのため、トランスジェンダー(性的少数者)の人がもっと生きやすい世の中にするべく「LGBT理解増進法案」や「同性婚の法制化」も進められています。
国・自治体・企業・学校に対して、性的指向やジェンダーアイデンティティの多様性に関する理解の増進を求める法律
- 正式名称は「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律案」
- G7(先進7カ国)の中で日本だけが「性的指向や性自認に基づく差別を禁じる法令」を定めていないこともあり、国としても急ぎ法制化を進めている
- 以前は「LBGT差別禁止法」とも呼ばれていた(今でも一部からはそう呼ばれている)
同性どうしの結婚を認めることで、同性カップルであっても法的な権利が得られるようにする法律
【法的な権利】※一例
- 遺言書がなくても家や財産を相続できる
- 相手が外国人の場合でも日本に滞在できる資格が得られる
- パートナーが産んだ子供に対して親権者になることができる
LGBT(LGBTQ)やトランスジェンダーの人は「こういった当然の権利を受けることもできずに苦しんでいる」というのが実情です。
その理由は少数派だからです。(全体の5%といわれている)
もちろん「少数派は我慢しろ」なんてことを言うつもりはありません。
ただ、世の中は多数派の意見の方がどうしても優先されるので、政治や世論も多数派を支持する方向で動きます。
冷たい言い方になりますが、人は自分が得をしないことに対しては真剣に取り組もうとはしないものです。
そのせいか、同性婚を法的に認めるか否かの議論に対しても、裁判所の多くは「違憲状態」という言葉で逃げようとしたくらいです。
いずれは完全に認められる世の中になると思いますが、多数派にとってはデメリットの方が多いという現実がある以上は、なかなか前に進んでいかない問題でもあるわけです。
私自身を含め、ほとんどの人は
「LGBT(LGBTQ)やトランスジェンダーの人が生きやすい世の中になればいい」
と考えています
しかし、この考え方自体が他力本願だったりします
「そういう世の中になればいいと思うけど、そのために自分が頑張ろうとまでは思わない」
・・これが多くの人々の本音です
デメリット①:LGBT(LGBTQ)を推奨すると「税金が増える」
「LBGT(LGBTQ)やトランスジェンダーを差別せずに、多様性を認めてもっと推奨するべきだ!」
・・こう言うのは簡単です。
ただ、LGBT対策には資金が必要です。
【設備改善費】
- 男女共用の個室トイレの設置
- 様々な設備に対する名称の変更等
【人件費】
- 様々な法改正やルールの制定(主に政府・自治体)
- 就業規則や労務規定の大幅改定(主に企業)
LGBTの人が生きやすい世の中を作るためには、こういった色んな設備やルールを作らないといけません。
しかし、それに掛かる費用は税金等の形で国民全体が負担することになります。
LBGTに該当しない残り95%の人も含めて負担することになるわけです。
少数派を守るために、多数派が犠牲になるわけです。
かつて私が勤めていた会社は、ルールばかりのお堅い会社でした
しかし、実際にお堅い社員は全体の1割で、残り9割は普通の感覚を持った人ばかりでした
その1割が「こういうルールを作れ」と叫んで、残り9割が仕方なくそれに従っているという図式でした
では、なぜ9割の人は逆らわずに従っていたのか?
1割の人が言っていたことが正論だったからです
「ミスをする可能性が1%でもあるのなら、こういうルールが必要だ!」と言われたら、誰も反論できないからです
ただ、そうやってルールばかりが増え続けた結果・・どんどん仕事がやりづらくなりました
それでも9割の人は文句を言えません
正論の前では多数派は無力なのです
デメリット②:同性婚を推奨すると「少子化が加速する」
少子化問題が深刻化している現在、国も「異次元の少子化対策」を掲げて、様々な対策に取り組んでいます。
しかし、LBGT理解増進法は少子化対策と相反しているという考え方もあります。
当然ながら、同性カップルからは子供が生まれないからです。
また、LGBTを推奨すると「女性に近い男性が増える」「男性に近い女性が増える」ということも懸念されます。
「いい大学に入りたい」と思うからこそ、人は努力して勉強する
「いい大学に入らなくてもいい」と言われたら、努力する人は減る
その結果、学生全体の学力は低下する
LGBTもこれと同じで「男らしくなくても良い」「女らしくなくても良い」と言われたら、そういう人がどんどん増えることになります。
これから生まれてくる赤ちゃんにも、そういう人が増えてくると考えるのが自然です。
今は5%に過ぎないLGBTの人が今後はもっと増えるはずです。
そうなると男女差はどんどんなくなっていき、男女間における交配は行われなくなって、少子化はますます加速します。
実際に今は「男性がどんどん草食化している」という意見も多いため、すでにそういう世の中に向かっている気もします。
今を生きている我々にとっては別に関係のない話かもしれません
ただ「人類は一体どこに向かっているんだろうか?」と私は思います
デメリット③:トイレや更衣室で「性犯罪が増える」恐れがある
LGBT理解増進法案を進める中で最も問題視されているのが性犯罪の増加です。
「自分はトランスジェンダーである」と言って、なりすましで女子トイレや女子更衣室に侵入する男性は確実に出てくるはずです。
- 「トランスジェンダーの男性」と「女装した性犯罪者」を見分けることは不可能
(「自分はトランスジェンダーです」と主張されたら何も言い返せない) - 本当にトランスジェンダーだとしても、異性がトイレや更衣室に入ってきたら怖いと感じるのが普通
(心は同性だったとしても見た目が異性である時点で恐怖を感じる) - トランスジェンダー専用の共用スペースを作ったとしても、トランスジェンダー以外の人が入ってくることは避けられない
(電車の女性専用車両と同じで完全に防ぐことは実質不可能に近い)
LGBTやトランスジェンダーの人にとっては迷惑な話ですが、世の中には設備やルールを悪用する人が必ずいます。
また、専用の共用スペースに入ると自らLBGTをカミングアウトしていることにもなるので、そこに抵抗を感じる人もいます。
LGBTやトランスジェンダーはデリケートな問題ですので、なるべく周囲にはバレたくないと考えている人の方が多いのです。
「LGBT専用の設備を作っても、それを悪用する人が出てくる」
「LGBT専用の設備を作っても、LGBTの人が使いにくい」
この2つの問題を解決することが最も大事だと思います
デメリット④:恋愛感情が生まれにくくなり「恋愛しない若者が増える」
私は恋愛を研究する中で、一つだけ信じていることがあります。
それは恋愛感情は差によって生まれるということです。
男性は女性の「女性らしさ」に惹かれて、女性は男性の「男性らしさ」に惹かれます。
「男らしさは極めて重要です」と私が度々言うのはこのためです。
人間は「自分にないものを持った相手」に惹かれるからです。
ただ、LGBTを認めてしまうと男女の差はなくなっていきます。
実際に今は「男は男らしくなくても良い」「女は女らしくなくても良い」という考え方が浸透してきています。
「男は・・女は・・なんて考え方はもう古い」
「固定観念は捨てて多様性を認めるべき」
「もっと個人の意思や考えを尊重すべし」
・・これが令和の考え方ですが、私も別に悪いとは思いません。
時代に合わせて人間が進化してきたように、考え方や在り方もまた変わっていくべきだと思うからです。
しかし、本当に男女差をなくしてしまっても良いのか?・・恋愛のプロとしては甚だそこだけが疑問です。
このままでは確実に恋愛しない若者が増えることになるからです。
繁殖を繰り返して進化していくために人間が自ら編み出したもの・・それが「恋愛感情」だと私は思っています
(私の勝手な妄想ですが・・)
「自分とは違う異性に性的魅力を感じて、互いが交わることで種族が繁栄していく」
・・これが本来の原理原則です
LGBTを推奨する今の世は、この原理原則を否定しようとしているようにも感じます
LGBT(LGBTQ)や同性婚に反対する考えは差別意識なのか?
野原くんがLGBT(LGBTQ)に対して差別意識を持っているのはよくわかりましたよ!
正直ちょっと幻滅しましたね!
そういう風に感じるのは仕方のないことだと思います
ただ、言い訳になりますが・・私は別に差別意識を持っているわけではないのです
「LGBTを推奨しろ」と言うだけなら簡単なので、誰でも言えてしまうんです
ただ、いざLGBTを推奨するには様々な問題を解決しないといけないわけです
そのことを理解した上でLGBT問題に向き合うべきだと私は思ってるんです
性善説で話をすれば、私もLGBTを推奨することには賛成です。
LGBTは先天性であることが多いので、自分の力ではどうしようもないことだからです。
ですから、LGBTの人そのものを否定する気は全くありません。
デメリットをちゃんと理解した上で「賛成」なのか「反対」なのかをキチンと考えた方が良いと私は考えているに過ぎません。
「天は人の上に人を造らず」という言葉を残した福沢諭吉とは違い、私は立派な人間ではありません
ただ、私は「それが人間の限界」だとも思っています
いい人ならたくさんいますが「見ず知らずの人のために自己犠牲ができる」という人はほとんどいないからです
まとめ(結論)
◇ LGBT(LGBTQ)やトランスジェンダーの人は全体の5%と少数派なため、多数派が真剣に問題に取り組まないという背景がある(多数派にとってはデメリットの方が多い)
◇ LGBT(LGBTQ)や同性婚を認めることで生じるデメリット
①:設備改善や法改正に伴う資金が必要になるので税金等が増える
②:異性婚が減少していく流れになるので少子化がますます加速する
③:なりすましによる性犯罪が増える上にカミングアウトもしづらい
④:人間から恋愛感情が失われていくことで恋愛しない若者が増える
◇ LGBT(LGBTQ)は先天性のため反対・差別をするのは良くないが、賛成・推奨するのも簡単な話ではない
最近LGBT法や同性婚を認める動きが活発化されていますね
恋愛のプロとして野原くんはこれをどう思っていますか?