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【ダメ男ばかりを好きになって付き合う女性の心理】トラウマを恋愛に活かしてモテる方法

女にかけられた呪い(トラウマ)とそれを解く(受け止める)方法について説明します。

著書「女は男のどこを見ているか」を参考に考えてみる

「女は男のどこを見ているか」という本を以前読んだことがあります。

著者は、「思い残し症候群」や「育てなおし」などの書籍やカウンセリングで有名な岩月謙司氏という方です。

この本では、「現代における男と女の恋愛が上手くいかない理由」を解説しています。

それだけだと在り来たりな内容に思えますが、この本がおもしろいのは以下のような斬新な切り口で解説しているところです。

  • 自分の幸せを自分で破壊する女性がいる(幸せ破壊行動)
  • これは幸せ恐怖症という一種の呪いのようなもの
  • 男性は女性にかかったこの呪いを解いてあげるべき
  • この呪いを解ける男性は知恵と勇気を備えた者だけ
  • 男性は幼少の頃の英雄体験によって知恵と勇気を身につける
  • 知恵と勇気が備わってるかは赤ちゃんにベロバロバーをして笑わせることができるかどうか

「なんだそりゃ?」って思いますよね。

それでは、一つずつ説明していきます。

「女の敵は女」母親からの嫉妬が怖くて恋人を切る女

1人の若くて美しい女性がいたとします。

彼女には色んな男性が言い寄ってきて、その中の何人かと恋愛関係になります。

しかし、どんな男と付き合っていても彼女の寂しさは埋まりません。

毎日一緒にいても寂しくて仕方がなく、結局誰とも続きません。

彼女はどの男にも魅力を感じておらず、長続きしないのはそのためでした。

彼女が男性と破局する経緯としてこういう例がありました。

彼女の家に彼氏が遊びに来ました。

彼は真面目で優しい好青年なので、彼女の母親も彼のことを気に入ってくれたようでした。

しかし、母親が自分に嫉妬していると彼女は感じました。

「娘はこんないい男と付き合ってるのに、私にはこんな夫しかいない」

信じられない感情ですが、親子であっても女の敵は女だということです。

彼女が育った家庭はあまり幸福なものではありませんでした。

両親は昔から不仲な家庭内別居状態で、女としての幸せを得られていない母親を彼女は見ながら育ちました。

「自分が母親に恨まれるのは彼氏のせいだ」

そう思った彼女は、彼氏に一方的な別れを告げました。

何も悪いことをしていない彼氏は当然納得できませんが、彼女は聞く耳を持ちません。

厄介なことに、彼女のこの暴挙は彼女にとって無自覚なのです。

母親から嫉妬されるのが嫌で彼氏と別れようとしていることに彼女自身が気づいていないのです。

ただ漠然と「別れた方がいい」と考えているだけなのです。

諦めて別れを受け入れる彼氏を彼女は惜しむどころか、「やっぱりつまらない男だった」と納得してしまう有様。

本では、これが幸せ恐怖症による幸せ破壊行動だと言っています。

女優の遠野なぎこさんが離婚されたというニュースを聞いた時、この話を思い出しました。

遠野さんは二度目の結婚もわずか55日でスピード離婚し、その理由も実に不可解なものでした。

そして遠野さんも母親から愛されずに育ったと言っています。

母親が不幸なら自分は幸せになりたいと思うのが普通でしょうが、結局は自分も母親と同じ道を辿るという話はよく聞きます。

「幼い頃に母親と生き別れた娘が今日数十年ぶりに再会」みたいなお涙頂戴もののドキュメンタリーでは、この娘も大抵すでに離婚しています。

この本でも、母親の不幸は娘にも連鎖すると書かれています。

ネガティブで従順な人ほど自分が幸せになろうとはしない

幸せ恐怖症の女性は、男性に優しくされたり尽くされると「ヤバイ」と感じるそうです。

幸福感が上昇しすぎると、むしろ危険を感じるのです。

まさに「幸せすぎて怖い」ってやつです。

不幸な生い立ちの人は幸せに慣れていないせいで、幸せに対して臆病になっている傾向があります。

「こんなに幸せなのはおかしい・・何か落とし穴でもあるんじゃないか?」

と、未知の領域へ踏み込む勇気が持てないのだと思います。

これは奴隷心理にもよく似ています。

「従うだけの日々が不満なのに、いざ自由になるとどうしたらいいかわからなくなる」という状態です。

従っているだけの方が何も考えなくてもいいので、むしろその方が楽なわけです。

このように、ネガティブな人ほど新しい世界に恐怖を感じる傾向があります。

ダメ男を選び続ける負と不幸の連鎖

その結果、幸せ恐怖症の女性は、最終的にこういう男性を選びます。

「母親に嫉妬されなくて済む男」

・・いわゆるダメ男です。

「あんなに美人でいい女が、どうしていつもダメ男ばかりと?」

という女性をちらほら見かけますが、ひょっとしたら幸せ恐怖症が原因かもしれません。

当たり前ですが、ダメ男を選んだ女性は当然幸せにはなれません。

しかし、彼女は元々大きな幸せを求めていないので「まあ人生こんなもんだよね」と納得してしまうわけです。

とはいえ、やっぱり幸せでない満たされない日々は寂しいものです。

そして、子供が生まれたら・・自分が母親にされたことと同じことをします。

さらに、彼女の娘もまたダメ男と・・

こうやって不幸は連鎖します。

スタンド・バイ・ミーに見る英雄体験と呪いの解き方

幸せ恐怖症の女性にかかった負の連鎖を断ち切るのは、男性の役目です。

本の言葉を借りると、

「男は知恵と勇気によって、女にかけられた呪いを解かなければならない」

・・なんだか冒険ファンタジーみたいです。

知恵と勇気って言われても・・ねえ。

さて、この知恵と勇気は、英雄体験によって養われるとあります。

それを「スタンド・バイ・ミー」という映画で説明しています。

スタンド・バイ・ミーは、私が大好きな作家スティーブン・キング原作のヒューマンドラマです。

もはや古い作品ですが、有名なので知ってる人も多いかと。

少年たちの成長を描いた感動物語で、家庭環境に問題を抱えた4人の少年が死体探しの旅に出ます。

死体の第一発見者になって有名になりたいという子供らしい発想からです。

1人の主人公はゴーディといって、創作話が得意な少年でした。

ゴーディの両親は、アメフトのスター選手だったゴーディの兄が事故死したことで生きる気力を失っていました。

両親に愛されないゴーディは次第に暗い少年へと変わっていきました。

もう1人の主人公はクリスといって、正義感の強い不良少年でした。

親や兄弟の素行が悪いせいで、クリスも周囲から不良扱いを受けていました。

クリスは好きで不良になったわけではなく、いくら努力したところで認められないという諦めからグレていました。

ちなみに映画でクリスを演じたのは今は亡きあのリバー・フェニックスでした。

電車に轢かれそうになったり沼で大量のヒルに襲われたりしながら、4人は旅を続けます。

引き返そうという提案をゴーディは撥ねつけ、4人は最後まで諦めらめずに突き進みました。

旅の中でゴーディとクリスはこんな話をします。

「父さんと母さんは、兄さんではなく僕が死ねばよかったと思ってるんだ」

と泣きながら話すゴーディをクリスは勇気づけます。

「両親は君の魅力をわかってないだけ。君はいつか大作家になれる。その才能は俺が守ってやる。だから自信を持て」

この言葉によってゴーディは自信を取り戻していきます。

今度は「努力しても誰も認めてくれないから不良になるしかない」と嘆くクリスをゴーディが励まします。

「君は頭が良いから何だってできる。こんな小さな町から出て僕と一緒に進学しよう」

これによってクリスは街を出る決心をします。

スタンド・バイ・ミーの名シーンです。

その後4人は目的の死体を発見しますが、チンピラたちに横取りされそうになります。

ナイフで脅すチンピラにゴーディは銃を構えて対抗し、チンピラたちを退散させます。

そこにはかつての臆病な少年の面影はありませんでした。

さらに「こんなことで有名になっても仕方がない」と言って、ゴーディは死体の発見は匿名で連絡すると言い出します。

たった2日間の旅でしたが、ゴーディは大きく成長していました。

町に帰ったゴーディの目には、自分たちの町が小さく見えました。

それから数年後、ゴーディは作家になり、クリスは弁護士になりました。

旅の中で2人は知恵と勇気を得て、互いにかけられていた呪いを解きました。

「君は不幸なんかじゃない、君には幸せになる力も権利もある」

「怖がらなくていい、俺がそばについている、だから前へ進もう」

誰しも様々な悩みやトラウマを抱えて生きています。

それを理解し解決へと導いてくれる人に好感を持たない人はいません。

呪いとは、人が抱える悩みやトラウマのことをいうのかもしれません。

負けたことのある人間だけが呪いを解くことができる

スタンド・バイ・ミーにおけるゴーディとクリスは信頼関係にありました。

その上で英雄体験を経たからこそ互いの呪いを解くことができたのです。

このように、相手の悩みをわかってあげるには信頼関係と器量の2つが必要なのです。

「君のことは俺が守ってやる」

一見カッコ良いセリフですが、この言葉が効果を発揮するには前提条件が必要です。

よく知りもしない男性や、うだつの上がらない男性から、こんなセリフを言われても、女性の方は「は?何言ってんの?」ってなりますよね。

信頼関係があり、色々と頼れる男性から言われるからこそ、

「私は何でもできる。だってこんなに心強い味方がいるんだから」

と、幸せに対して前向きになれるのです。

幸せ恐怖症の女性は、不幸を幸福に変える術を知らない上に、また前へ進む勇気もありません。

そのため、その術を教えてあげた上で女性を引っ張ってあげるのです。

これが、女のトラウマを受け止めることになり、それができる男性は確実にモテるでしょう。

そして、それができるのは困難を乗り越えたことのある男性だけです。

苦労も努力もしてこなかった男性では傷を舐めてあげることくらいしかできず、根本的な解決には至らないので結局その女性は不幸なままです。

本で言っている「知恵と勇気を備えた男性」とは、逆境を乗り越える方法を身を持って身に付けた男性だと私は解釈します。

フラれた経験のない人に恋愛の悩みを解決できるわけがありません。

エリート人生しか歩んできてない人に挫折の悩みは理解できません。

失敗から味わう敗北感や屈辱は決して無駄にはならないのです。

負けたことのある人間だけが人から好かれることができるのです。

しかし、負け続けるだけでもいけません。

ただ批判や愚痴を繰り返してるだけでは、同じ落ちこぼれ同士としか話ができません。

社会の仕組みは頭の良い人間が作っていて、 学ぼうとしない者は常に搾取され続けます。

税金や保険などがいい例で、我々に少しでも多く払わそうと難解な仕組みにしてくれてます。

それらを読み解くには多少なりとも努力や苦労をしなければならず、そこから逃げていたら底辺しか知らない知恵のない男で終わってしまいます。

屈辱や苦労をどれだけ受け入れ乗り越えてきたかで、男の器や幅が決まるといっても過言ではないと思います。

「若い時の苦労は買ってでもせよ」と言いますが、これはそういう意味なのだと思います。

呪いを解ける男は、自ら呪いを振り払ったことのある男性なのです。

行動を起こすことで成功と失敗の両方が体験できる

本には、「英雄体験は少年時代にしか経験できない」とあります。

知識や経験の乏しい少年時代は困難に対して知恵を絞るしかなく、大人になると知識や経験が邪魔をして知恵を絞らなくなるからだそうです。

実際にスタンド・バイ・ミーでも、4人の少年はたくさんの失敗をしています。

数十キロを徒歩で旅するのに金も着替えも持ってこず、「線路を辿っていけばいつか着く」なんて適当なルート感覚で出発し、近道だからと森の中を突っ切ったために沼にハマって散々な目にも遭います。

そんな無謀な計画だからこそ、4人は知恵を絞って前へ進みました。

4人がもし大人だったらもっと効率化つ確実な計画をしていてトラブルに遭うことも少なかったでしょう。

つまり、英雄体験とは失敗体験のことです。

失敗は大人になってからでもいくらでもできます。

「人は成功よりも失敗から多くのことを学ぶ」という言葉のとおり、とにかく行動して失敗するしかないんです。

呪いにかけられている女性はある意味では人生に失敗している状態なわけで、それを成功へと導いてあげなければなりません。

それができるのは、失敗を成功に変える術を心得ている男性だけで、成功も失敗も全ては行動を起こすところから始まります。

行動を起こさないということは、成功と失敗の機会を失い、自分の成長を止める行為なのです。

バスケットボールの神様、マイケル・ジョーダンの名言にもこういうのがあります。

「高校時代は代表チームの選考から漏れた。9,000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。決勝シュートを任されて26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功したんだ」

赤ちゃんには人間の本質が見えている

本によれば、自分に知恵と勇気が備わってるかどうかを試す方法があります。

それは・・「赤ちゃんにベロベロバーをして笑わせることができるかどうか」

・・バカにしてんのか?

と言われそうですが、これはあながち間違いでもない気がします。

「赤ちゃんには霊が見えている」とか聞いたことありませんか?

知識も知能も乏しい無垢で無防備な赤ちゃんには、大人が見えないものが見えているといいます。

そのため、人間の本質を正確に見抜いているのは赤ちゃんだけだという説もあります。

ただ、それらを大人たちに伝えられる年齢になる頃には、それらが見えなくなっているらしいのです。

赤ちゃんが気を許す相手こそ、真に頼れる人間なのかもしれません。

ちなみに私は、男の赤ちゃんからは好かれますが女の赤ちゃんからは・・って感じです。。。

著書「女は男のどこを見ているか」の信憑性

数多くの女性と付き合ってきた私からすれば、この本に書かれてる内容はほぼ正しいと考えます。

女性を真に幸せにできる男は、失敗や挫折を乗り越えてきた人だけというのは間違いないでしょう。

ただ、母親の嫉妬が怖くていい男と強引に別れてしまうというのだけは納得しかねます。

これはその男にも問題があったと考えるべきでしょう。

女性が本当に惚れているなら、そんなことくらいで別れを切り出されることは絶対にありません。

呪いを解ける男は、女性にかかってる呪いなんて怖くはありません。

この本についての私なりの解釈としまして、女性から好かれたいならこの2つを絶対に忘れないようにしてください。

「信頼関係を築くこと」

「頼れる男になること」

なかなかおもしろい内容ですので、興味のある方は一度読んでみてください。

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