運命の出会いなんて存在しないという根拠について話します。
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いつか運命の人が現れる・・なんて思っていませんか?
「皆が結婚できてるんだから、自分にもいずれ理想の人が現れる」
・・かつて私が思っていたことです。
「いつかは報われるだろう」と。
「神様はちゃんと見てくれているはずだ」と。
・・甘かったですね。
待ってるだけじゃ何も起こらないのが恋愛の世界です。
真面目さや誠実さが報われるとは限らないのが恋愛の世界です。
女性に好かれるだけの魅力を身に付けた男だけが成功できる弱肉強食の厳しい世界でした。
空想の出来事が・・現実でも起こると思っていませんか?
インターネットが急速に普及したことで、今では様々なバーチャル世界が生まれています。
オンラインゲームがその代表で、アニメやドラマも昔より種類がかなり増えました。
これにより、空想世界にハマる人間が増えたともいわれています。
現実ってそんなにおもしろいものでもなければ楽しいものでもありませんからね。
ノーリスクで色んなことが体験できる空想世界の方が楽しいって思うのも無理ないと思います。
ただ、空想と現実は違います。
恋愛や結婚においては特にそうです。
恋愛は空想世界のように美しいものでもなければ簡単なものでもないのです。
しかし、空想世界を体験しすぎると現実との違いがわからなくなります。
自分でも気づかないうちに空想世界に洗脳されているからです。
実際に、ムチャクチャなアプローチをしたり、女性が最初から自分のことを気に入っている前提でしか接することができなかったりと、こういう光景をよく見かけます。
明らかに空想と現実を混同しています。
ドラマには脚本がある、だから最初から結末が決まっている
ベタな恋愛ドラマのストーリーは一般的にこんな感じです。
- 第1話
主人公とヒロインが偶然出会うが、まだお互いさほど意識していない。 - 第2話
偶然が重なって主人公とヒロインがまた会うことに。 - 第3〜4話
お互いの存在が気になり始める - 第5〜6話
偶然にも救われて2人が恋仲になる - 第7〜8話
ラブラブだったが邪魔者が現れたりと暗雲が立ち込め始める - 第9話
一旦破局してしまうか気まずい関係になってしまう - 最終話
偶然にも救われて仲直りしゴールイン
最近はここまでベタな恋愛ドラマも珍しいかもしれませんが、まあこんな感じかなと。
ここで注目したいのは、この2点です。
・偶然が何度も起こる
・主人公とヒロインは必ず恋仲になる
恋愛ドラマですので、恋愛描写は必須です。
ですから、主人公とヒロインは必ず恋仲にしなければいけません。
また、視聴者を楽しませるために波を作らなければなりません。
そして最後にはハッピーエンドに持っていかなければなりません。(バッドエンドのものも多いですが)
つまり、最初から筋書きが決まっているということです。
筋書きにはこういう条件が前提になっています。
主人公とヒロインはお互いに恋心を抱かないといけない
↓
そのためには、偶然でもいいから2人を出会わせる必要がある
↓
とはいえ、すぐに2人がすぐに好き同士になったら不自然である
↓
だから、最初は互いに興味がないということにする
↓
しかし、互いに興味がないので互いが無理して会おうとはしない
↓
だから、また偶然にでも2人を出会わせる必要がある
↓
そして、いつしか2人は恋仲に・・
↓
しかし、波を作るために一旦は不安な関係まで落とさなければいけない
↓
そして、強引にまたくっつける必要がある
このように、物語は常に脚本に沿って動いています。
しかし、現実の恋愛には脚本なんかありません。
偶然の出来事なんてほとんど起こらないのです。
だから自分の力で必然にしなくてはいけないんです。
しかし、こういった偶然や運命が恋愛でもいつか起こるものだと信じ込んでいる人が結構多いのです。
断言します、起こりません。
それよりも、起こしましょう。
出会いは自分で作らなければいけない
そもそも、受け身の男性は女性からモテません。
女性は基本受け身でいたいと思ってるので、やはり男性から動く必要があるんです。
なぜ受け身の男性がモテないかといえば、自ら動けないような男性は弱々しいと思われるからです。
女性はとにかく弱い男性を嫌いますので、ウジウジして行動しない男性を受け入れることはないんです。
ですから、男性は自分で出会いを作らなければいけません。
何でもいいんです、出会い系でも結婚相談所でもお見合いパーティでもナンパでも。
恋愛のシナリオは全て自分で作るくらいの気概を持ってください。
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