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【サザエさん一家は理想の家族どころか闇だらけ】マスオさんは損をするだけです

サザエさん一家の食卓

サザエさんとマスオさんの夫婦が実は危険である理由について解説します。

私はサザエさんが好きではありません

国民的アニメ「サザエさん」は1969年から放映され続けて、2019年でとうとう50年目を迎えます。

日本人で知らぬ人はいないほどの漫画ですから今さらここで詳しい説明はしません。

そんな長きにわたって人々に愛されているサザエさんですが・・私はあまり好きではありません。

もちろん作品を批判する気は毛頭なく、ただの個人的感情です。

私がサザエさんを好きになれない理由について興味のある方はこの先をお読みください。

サザエさんは現代女性を如実に表した進化型女性

サザエさんは明朗快活な明るい女性で、少しおっちょこちょいなところもある魅力的な女性です。

世のほとんどの人がサザエさんをそういう風に見ていると思います。

にもかかわらず、私がサザエさんを好きになれない理由は、

「サザエさんが現代の男性を迷走させたように見える」からです。

サザエさんとマスオさんが磯野家の実家で暮らしている理由

サザエさんを好きになれない理由の一つに、実家での同居生活があります。

サザエさんは夫であるマスオさんのフグ田姓を名乗っており、フルネームはフグ田サザエです。

つまり、マスオさんは養子縁組しているわけではなく、サザエさんがフグ田家へ嫁いでいる形です。

にもかかわらず、サザエさんとマスオさんは自分の実家である磯野家で暮らしています。

この理由として、かつてサザエさんとマスオさんが暮らしていたアパートで2人が問題を起こしてしまい(アパートの大家さんと大ゲンカした)、やむなく実家で暮らすことになったという経緯があるそうです。

2人がマスオさんの実家に行かなかった理由は、マスオさんの実家が大阪で磯野家は東京、そしてマスオさんの勤め先が東京のため磯野家で暮らすことにしたそうです。

とはいえ、どうにも腑に落ちないのが、2人が何年経っても磯野家を出て行こうとしないことです。

マスオさんに経済力がないというならわからなくもありませんが、マスオさんは早稲田大学卒の一流商社マンであり、想像するに高給取りなはずです。

※ちなみにサザエさんの登場人物は高学歴ばかりです。

サザエさんの登場人物の学歴がスゴイ!衝撃的な出身大学まとめ

そのため、サザエさんが実家を出て行かない理由は、

「漫画として成り立たなくなるから」

・・だと思いますが、それを言ってしまうと元も子もないので違う理由を探します。

サザエさんが実家を出て行かない理由は、

「実家にいた方が楽だから」

現代風に考えるとこれが理由だと思います。

そして、両親である波平さんと船さんも「出て行け」とは言わないからだと思います。

これは現代の女性、そして家族によく見られる傾向です。

親も夫も嫁を甘やかす時代

現代の女性は基本的に甘やかされて育っています。

これは女性側に問題があるというよりは、むしろ親側に問題があるといえます。

サザエさんが実家にいたいと言っても、波平さんと船さんが「出て行け」と言えば、サザエさんも出て行くしかありません。

言わないから実家に居続けるのです。

そして、マスオさんもまたサザエさんに強く言えるタイプの性格ではありません。

元祖お父さんにしたいランキングの上位常連であるマスオさんは、いい人の代表的存在です。

嫌な顔一つせずにニコニコしながら嫁の実家で暮らすことができるのですから。

これもまた現代に見られる傾向で、最近の男性は奥さんの実家のすぐ近くに家を建ててくれて、奥さんと相手の親が喜ぶ環境を整えてくれています。

奥さんは楽でしょうし、奥さん側の両親も娘や孫が近くにいて楽しいでしょう。

しかし、夫側の両親はどう思っているでしょうか?

テレビには出てきませんが、マスオさんの両親はどう思っているでしょうか?

聞けば、マスオさんの父親はすでに亡くなっているという設定だそうですが、母親は今も健在とのことです。

ひょっとしてマスオさんの母親が出てこないのは、こう言った事情から出せないのかもしれません。

現実では、マスオさんのような「いい人」は奥さんにナメられる

「サザエさんが楽をしすぎている」ことが問題なのではありません。

「サザエさん一家が理想だと思われている」・・これが問題なのです。

そして「マスオさんが理想的な夫だと思われている」・・これも問題なのです。

確かにマスオさんはとてもいい人ですし、ある意味では人格者ともいえるでしょう。

しかし、それで家庭が円満に済んでいるのは、サザエさんが漫画だからです。

そして、サザエさんがワガママ勝手な女性だからです。

サザエさんとマスオさんの相性がたまたま良いだけの話で、現実にはマスオさんのような夫は奥さんにナメられてしまうことの方が多いのです。

これは私自身が経験していることもあって、つい個人的感情が入ってしまう件でもあります。

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しかし、私以外にもこういった「いい人」であるがために奥さんが調子に乗ってしまい、挙句ナメられ、家庭で小さくなってしまっている男性を数多く知っています。

それだけならまだいいですが、奥さんにナメられすぎて浮気されたり、好き勝手されたりして家庭崩壊した人も少なくありません。

サザエさんは長年愛され続けている国民的アニメのために、これが理想の家族だと思われている節があります。

しかし、サザエさんの家族は、サザエさんとマスオだからこそ成り立っているのであって、現実には決して良いとはいえない形なのです。

多くの女性は、何でも言うことを聞いてくれる男性を実は求めていません。

意見を聞いてくれつつも、先導して牽引してくれる男性を望む女性の方が圧倒的に多いのです。

マスオさんを理想的な夫と思うのは非常に危険なのです。

サザエさんのような女性が相手ならマスオさんのような夫が理想ですが、それでもマスオさんのような居候生活を強いられます。

マスオさんのような人格者が必ずしも良い思いをするわけではないのです。

だから私はサザエさんが好きになれないのです。

漫画だってことは重々承知してますが。。。

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