・・はい、挙げました
今思えば無駄な出費でしたね・・
離婚したからそう思うんじゃないですか?
野原くんだって結婚する前は結婚式を挙げたかったんでしょう?
私は結婚式なんかやりたくなかったんです!
相手や親が望むから仕方なくやったんです!
私のように「結婚式なんてしたくなかった」という男性はたくさんいると思いますよ!
じゃあ、結婚式をやりたくない男性は挙げない方が良いってことですか?
はい、それどころか結婚式にはデメリットの方が多いんです
ですから「結婚式をやりたくない」と考えている男性には、結婚式の「デメリット」や「やる意味」をよく知っておいてほしいんです
ページコンテンツ
結婚式をしない人の割合は50%
入籍(結婚)しても結婚式を挙げないカップルは全体の約50%というデータがあります。
結婚式をしない人の割合は年々増加傾向にあり、その理由は様々です。
- 金額が高い(物価も上がってるので生活費に回したい)
- お金の無駄(コスパ重視の人が増えている)
- 恥ずかしい(晒し者になりたくない)※晩婚化も影響
- 呼べる人が少ない(友達との関係が希薄、上司は呼びたくない)
- 周りもしていない(だからしなくても目立たない)
ちなみに、私も結婚式はやらなくていいと考えている側の人間です。
なぜなら、結婚式にはデメリットが多いからです。
お金の話だけではありません
結婚式にはお金以外にもデメリットがあります
結婚式をするデメリット
「結婚式をやりたい」と思っている男性に「やめろ」なんてことはもちろん言いません。
ただ、男性の中にはこう思っている人がたくさんいます。
本音としては・・結婚式なんてやりたくないんだよな・・
ただ、彼女や親は結婚式を楽しみにしてるから・・そんなこと言えないんだよな・・
・・昔の私もそう思っていました。
ただ、それで結婚式を挙げた結果・・後悔することになりました。
結婚式にはそのくらいデメリットが多いからです。
- 結婚生活の中で女性を幻滅させやすくなる
- 母親から彼女(妻)への嫉妬が増す
- 離婚した後が辛い
- お金がもったいない
では一つずつ解説していきます。
デメリット ①:結婚生活の中で女性を幻滅させやすくなる
「結婚式のデメリットなんてどうせお金だろ?」と思ったかもしれませんが、一番の理由はお金ではありません。
実は「結婚式をしてあげた」という事実そのものが男性にとってデメリットなんです。
女性は結婚式で非現実の空間やお姫様気分を多少は味わうわけですが、それによって男性に求めるもののハードルも自然と上げてしまいます。
(これは女性にとって無自覚)
しかし、女性には「生活や子供を守る」という意識(DNA)が強いので、女性が最優先するのは生活です。
そのため、結婚生活の中で女性を幻滅させてしまいやすくなるわけです。
結婚生活や子育てって地味で大変なだけじゃない!
結婚式ではあんなにシャキッとしてた夫は、今じゃこの有り様だし!
あんなに楽しかった結婚式の記憶を汚さないで!
結婚式や披露宴はたかだか2〜3時間なので緊張してシャキッとしていられますが、長い結婚生活の中ではダラダラだらしない姿も見せないわけにはいきません。
夢が覚めて現実に戻ると落ち込むのは当たり前なので、結婚式という夢を見させたおかげで結婚生活という現実への落差が大きくなってしまうわけです。
盛大な結婚式や派手婚を望む女性(港区女子)ほどこの落差は大きくなり、それで離婚してしまうケースも少なくありません。
【港区女子の特徴はコチラ ↓】
多くの男性は「彼女(妻)のために」と思って結婚式を挙げるものですが、結婚式をしたからといって女性が感謝してくれることはほぼありません
(感謝してくれたとしても、結婚生活が始まればすぐに忘れられます・・)
デメリット ②:母親から彼女(妻)への嫉妬が増す
基本的に母親は息子が可愛いので、その愛情が嫉妬を生んで息子の嫁を嫌う母親が後を断ちません。
その証拠に、嫁と姑の関係が良好なケースはほとんどなく、険悪どころか一切の関係を絶っていることの方がはるかに多いくらいです。
そして、多くの母親は結婚式の中で「息子はもう嫁に取られた」と感じることが多いそうです。
結婚式までは良好だった関係が、結婚式の後から悪くなってしまう・・というケースも多いと聞きます。
男性にとって嫁と母親の関係が悪いことによるメリットは何一つないので、そういう意味でも結婚式は男性にとってデメリットなんです。
・・私もこのパターンにハマり、それで大いに苦しみました。。。
結婚式を区切りと考える人も多いですが、結婚式は「息子の所有権が母親から嫁に移行した区切り」だと受け取ってしまう母親もいるので注意してください
デメリット ③:離婚した後が辛い
現代は3人に1人が離婚する時代です。
離婚する可能性を考えて結婚する人はまずいないと思いますが、結婚生活はそんなに甘いものではなく「こんなことで離婚になってしまうのか?!」という不幸が降りかかることも少なくなりません。
そして、離婚になると「結婚式の記憶」と「結婚式の遺産」の両方を処理する苦行が待っています。
私は離婚を決めた後、結婚式のアルバムなどを全て捨てたわけですが・・これが想像以上に辛い作業でした。
結果論を後から言っても仕方ありませんが、「こんなことなら結婚式なんかしなきゃよかった」と本気で思ったものです。
結婚式の良い記憶は案外とすぐに忘れてしまうものですが、それが黒歴史になるとなかなか消えてくれません・・
デメリット ④:お金がもったいない
以上のようなデメリットがあるにもかかわらず、結婚式にはメリットが少ない上にコスパが悪いという特徴があります。
規模や地域にもよりますが、披露宴も行う結婚式には大金が必要です。
たった2〜3時間のイベントのために数百万円もの大金を投資した挙句、得られるのはデメリットばかりでは・・救いがありません。
その後の結婚生活で必要な生活費用や家財道具の購入に回した方が絶対に良いと断言します。
結婚式+披露宴の平均費用は200万円〜300万円といわれており、その半分は自己負担になります
(半分はご祝儀で返せるというのが一般的)
男性が結婚式をやる意味(理由)
これだけのデメリットがありながらも、多くの男性が結婚式を挙げています。
ただ、本心から結婚式を挙げたいと思っている男性は実はあまりいません。
「俺は盛大な結婚式を挙げたい!」
「自分の結婚式が楽しみで仕方ない!」
・・こういう男性はかなり少数派です。
ほとんどの男性は願望ではなく義務の意味合いで「結婚式は一応挙げようと思っている」くらいのものです。
にもかかわらず、約50%(2人に1人)の男性が結婚式を挙げる理由は以下のとおりです。
- 彼女(妻)への配慮・遠慮
- 両親(親族)への気遣い・お披露目
- 職場(上司)への礼儀・アピール
- 友達の結婚式に呼ばれたから自分も呼びたい
- 結婚式を挙げないと変に思われるから
これも一つずつ解説した上で、全て否定していきます。
結婚式をやる意味 ①:彼女(妻)への配慮・遠慮
男性が結婚式を挙げる一番の理由は、彼女(妻)のためです。
基本的に結婚式は花嫁が主役なので、「結婚式は彼女(妻)のためにしてあげないといけない」という思い(遠慮)が男性の中にはあります。
上記のデータのとおり、男性の6割以上が「式や披露宴は花嫁のためにある」と思っています。
ただ、結婚式を挙げたい(挙げた方が良い)と思っている女性は意外に少ないです。
昔は「結婚式したい」と思っている女性も多かったと思いますが、令和の現在で結婚式を望む女性は約35%(10.1+9.5+1.4+14.4)で、3人中2人の女性が「どっちでも良い」と考えています。
このように、「結婚式は彼女(妻)のためにしてあげないといけない」というのは男性の思い込みである可能性があります。
結婚式を挙げるかどうかは、彼女(妻)にキチンと確認してから決めた方が良いです
結婚式をやる意味 ②:両親(親族)への気遣い・お披露目
男性が結婚式を挙げる理由として次に多いのが、両親(親族)への気遣い・お披露目(親孝行)です。
親世代が結婚適齢期だった頃は昭和または平成初期なので、当時は「結婚するなら結婚式を挙げるのが当たり前」という風習でした。
そのため、多くの親世代が自分の子供にも「結婚式はちゃんと挙げなさい」と勧めます。
そして、現在の男性には「親の期待や願望に応えてあげたい」と思っているいい人が多いので、親の勧め(強要)に従ってキチンと結婚式を挙げるわけです。
(私もそうでした・・)
また、親の意向に逆らうのはなかなか難しいので、本心ではしたくないけど仕方なく・・という男性も多いと思います。
しかし、昔と今では結婚式の意義や必要性は変わってきているので、親世代の考え方に合わせる必要はありません。
昭和のバブル期と違って、今は物価もどんどん上昇していますので生活も決して楽ではありません。
そんな厳しい状況下で高額な結婚式を勧めてくる親の方がおかしいと思うべきなんです。
結婚式をする人の割合は男性の経済力に比例しています
そのため、経済的に苦しい男性は親の意向に従う必要なんてありません
結婚式をやる意味 ③:職場(上司)への礼儀・アピール
男性の職業にもよりますが、職場(上司)への礼儀・アピールとして結婚式をするべきという人もいます。
上司も親世代であることが多いので、「ちゃんと結婚式を挙げて、上司や同僚を呼んでお披露目(お礼)しなさい」と考えている人もいるからです。
部下の結婚式に行きたいと考えている上司も多かったらしく、「結婚式に招待しないと評価を下げられてしまう」という心配から仕方なく結婚式に招待していた男性も珍しくはなかったそうです。
ただ、このように考えている上司や同僚は年々現象傾向にあり、「ご祝儀を持っていくのが大変だから呼んでくれない方がありがたい」と思っている人も増えてきています。
結局のところは、周りの同僚が結婚式に上司を呼んでいるから自分も・・というのが本音の理由で、周りに合わせて(流されて)いるという人も多いはずです。
ただ、今はもうそんな時代でもありませんので、周囲に流される必要はありません。
結婚式をしなかった(呼ばなかった)くらいで評価を下げる会社は今の時代ほとんど存在しませんので気にする必要もありません
結婚式をやる意味 ④:友達の結婚式に呼ばれたから自分も呼びたい
「呼んでくれた人は呼ぶ」という結婚式のルール?みたいなものもあるので、友達の結婚式に呼ばれたから自分も呼びたいという男性も多いです。
友達の結婚式に出席するのは楽しいものです。
ただ、いざ自分が主役として結婚式をするとなると嫌だと感じる男性もたくさんいます。
「でも、せっかく呼んでくれたわけだから、自分の時も呼ばないと・・」と思って、結婚式を挙げる男性も多いわけです。
このように、結婚式を挙げる目的は義理やお返しである場合も多いのです。
しかし、「呼ばれたから呼ばないといけない」というルールはありません。
本当の友人なら、結婚式をしなかったくらいで義理を欠いたなどとは思いません。
自分はちゃんと祝儀を持ってお祝いしたわけですから、もうそれで十分義理は果たしたわけです。
ご祝儀を取り返したいという人は、代わりに食事でもごちそうしてもらってください
結婚式をやる意味 ⑤:結婚式を挙げないと変に思われるから
昔は「結婚式をしない人はおかしい」と思われている風潮がありました。
「結婚式をしない = 結婚式できない変な奴」と解釈されることもあったからです。
- 結婚式をするお金もないような情けない奴
- 周りに紹介できないような女と結婚するに違いない
- 親や親戚の言うことを聞かない変な奴
こんな風に思われるのが嫌だから、変に思われないように結婚式だけは挙げておこうと考える男性も多かったわけです。
しかし、今では半数の人が結婚式を挙げない世の中なので、こういう風に思われることも少なくなりました。
結婚式をしない人が増えた今、結婚式をしなくても変に思われたり浮いたりすることはほとんどないので、周りの目は気にしなくても良いのです。
何十年後には「結婚式を挙げる方が変な奴」と思われる世の中になっている可能性もありますので気にしなくても良いのです
結婚式をやりたくない男性は「しなくていい」
市場調査結果によると、約55%の男性が「結婚式を挙げたくない」と考えています。
ただ、それ以外の約45%の男性が「結婚式を挙げたい」かといえば・・そうでもありません。
「結婚式をしたいわけじゃないけど、しなきゃいけないことになると思っている」
「結婚式を挙げたくない」と断言していないだけでやりたいわけではないんです。
約45%の男性の中にも「やらなくて済むなら結婚式は挙げたくない」と考えている人は多いのです。
そのため、結婚式をするかどうか迷っている男性はしなくていいと思います。
周りに流されず、自分のしたいようにしましょう。
ちなみに、「結婚式を挙げたくない」と考えている女性の割合は約40%です
(意外に多い)
結婚式は時代遅れでもう古い?
ちょっと結婚式を否定しすぎじゃありませんか?
結婚式場への営業妨害みたいに聞こえますよ!
否定ではなく「事実を整理しただけ」ですよ
結婚式場はコロナ前からすでに苦しい状況にありましたので、営業妨害しなくても元から衰退していたんです
若者の恋愛離れや婚姻率の低下によって、結婚式以前に「結婚する人」自体が減っていますからね
そうかもしれないけど、野原くんは一度結婚式をしてるから「やめろ」って言えるんです!
結婚式をしたことがない人は一度くらいしたいと思うんです!
確かにそうですね、結婚式をしたことがない人は一度くらいはしたいと思うかもしれません
でも、これまで「結婚式を挙げて良かった」と言ってる男性は一人も見たことがないんですよ
男はそういうことを言わないだけじゃないですか?
照れ隠しもあると思うので
そうかもしれませんね
ただ、時代が変わってきているのは確かなので、結婚式というイベント自体がすでに時代遅れで古いと思われている節もあるんです
今はコスパ重視の時代なので「無駄なもの」と「必要なもの」をハッキリさせる人が増えています。
結婚式を挙げる動機は、「相手のため」「親のため」「職場のため」「友達のため」「変に思われないため」といった、いずれも不透明な理由でしかありません。
景気の良かった頃は、そういう無駄なものに投資する余裕や意義があったのかもしれません。
しかし、物価がどんどん上がっている令和時代においては、必要なものだけを選ぶべきです。
「結婚式はするべき」という風潮は、上の世代による洗脳によって定着した幻想に過ぎないからです。
結婚式そのものが悪いわけではありません
ただ「時代に合っていないだけ」の話です
まとめ(結論)
◇ やりたくない男性にとって結婚式は無駄どころかデメリットの方が多い
①:結婚生活で女性を幻滅させやすくなる(現実との落差が大きくなる)
②:母親から彼女(妻)への嫉妬が増す(結婚式は母親には辛い)
③:離婚した後が辛い(負の遺産だけが残る)
④:お金がもったいない(コスパが悪すぎる)
◇ 多くの男性が結婚式をやる意味
①:彼女(妻)への配慮・遠慮(現代の女性はさほど望んでいない)
②:両親(親族)への気遣い・お披露目(結婚するのは自分である)
③:職場(上司)への礼儀・アピール(もうそういう時代ではない)
④:友達の結婚式に呼ばれたから自分も呼びたい(義理だけなら不要)
⑤:結婚式を挙げないと変に思われたり見下されたりするかもしれないから(周りにしない人が増えた今はもう思われない)
◇ 結婚式をするかどうか迷っている(本心はあまりしたくない)男性は、しない方が良い
野原くんはバツイチでしたよね?
前の奥さんとは結婚式を挙げたんですか?