性行為の後に女性から同意はなかったと言われたら不同意性交等罪になるんでしょうか?
女性が「性行為に同意していた」なんて事実は一体どうやって証明すれば良いんですか?
・・難しい問題ですよね
女性には恥じらいや貞操観念があるので、性行為に対してハッキリとした同意を示すことはほとんどないわけですからね
(付き合っている彼女は別)
女性は言葉で同意を示すことが苦手ですし、そもそも同意していたとしても後から「同意はなかった」と言われたら・・男性が悪者になってしまいますからね
ですから、性行為の同意を事前に取るのは無理なんです
性的同意は事後に取るしかないんです
事後に取る?!
「性行為した後に同意を取る」ってことですよね?
そんなの同意とは呼べないでしょ?!
納得できない気持ちはわかりますが、そもそも性的同意を事前に取ること自体が不可能なんです
大事なのは、性行為をしたことで女性が傷つかないことなんです
そのための方法をこれから詳しく解説します
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性行為(性的行為)とは?
まず、性的同意に含まれる性行為(性的行為)の範囲を整理しておきます。
- 軽めのスキンシップ(肩を抱く、手をつなぐ、ハグする、等)
- 重めのスキンシップ(キス、胸を触る、下半身に手を触れる、等)
- 生殖器同士の接触(挿入を伴う本番行為)※セッ〇スのこと
※つまり「恋人同士ではない男女なら通常行わない行為」の全てが対象となる
手をつなぐのも性行為(性的行為)に該当するんですか?!
セッ◯スだけの話だと思ってました
「被害者(基本的に女性)が不快に感じる行為」=「性行為(性的行為)」という解釈です
好きでもない相手とは手をつなぐのも普通は嫌ですよね?
「友達ならこんなこと普通しないよね」という行為は全て性行為(性的行為)に含まれると考えたらいいと思います
ってことは、手をつなぐのにもいちいち同意が必要なわけですか?
私は同意を取る必要はないと思っています
ここが難しいところで、同意の意味をどう捉えるか・・が大事なんです
性的同意でいう性的行為にはセッ◯ス以外の行為も含まれるため注意
女性から性的同意の言葉を引き出すのは難しい
恋愛のプロとして断言いたします。
女性から「性行為に同意しました」という言葉を事前に引き出すのは難しいです。
- 「いいよ、私も好きだから」
- 「わかった、好きにしていいよ」
- 「うん、私もエッチしたいからしよ!」
・・これらの言葉は基本的に「付き合っている彼女」からしか聞くことはできません。
つまり、初めて性行為する女性からはほぼ出てこない言葉です。
(パパ活やクラブナンパ等の場合は別)
ちょっと待ってください!
「女性が性行為に同意している」という言葉を引き出す方法を教えてくれるんじゃなかったんですか?!
「女性から性的同意の言葉を引き出す方法がある」なんて一言も言ってませんよ
大事なことは「女性から性行為の同意を取ること」ではないんです
同意とは何か?・・これを正しく理解することが大事なんです
性的行為に同意する言葉を女性が言うことはほぼないので、言わせるのは不可能です
女性から性行為の同意を取る方法は?
女性から性的同意の言葉を引き出すのが難しいことはわかりました
それなら「女性から性行為の同意を取る必要があるのかどうか」だけでもハッキリしてくださいよ!
じゃあ質問しますね
女性が「同意はなかった」と言って後から訴えてくるケースがあるとすれば、それはどういう時だと思いますか?
そんなの「好きでもない男性と性行為してしまった時」に決まってるでしょ!
そのとおりです、「好きでもない男性」・・これがキーワードです
つまり「好きな男性」だったら女性は後から文句を言わないんですよ
そりゃそうでしょうけど、それが同意と何の関係があるんですか?
つまり、女性の同意は取らなくて良いということです
男性がするべきことは「女性から性行為の同意を取ること」ではなく「女性に好きになってもらうこと」なんです
女性から性交同意を取る必要はありません
(それよりも好きになってもらうことの方が大事)
性的同意はどうやって証明する?(法律的に証拠となるものは?)
「好きなら文句を言わない」ってのはわかりますけど・・
同意を取らなかったことで女性に後から訴えられたらどうするんですか?
そんな心配をしても無意味です
じゃあここで「女性が性行為に同意したことを法律的に証明する時に証拠(既成事実)となるもの」を挙げてみますね
- 二人きりになれる場所(ホテル等)へ入った事実がある
- 恋人同士のようなやりとりがLINEの履歴に残っている
- 男性の誘いやアプローチに対して女性もそれなりに応じている
つまり、こういう事実証拠があれば女性からの同意は必要ないってことですか?
違いますよ!!
「女性から訴えられないこと」を目的にしてどうするんですか!
目的は「女性が好きだから性的関係を結ぶこと」でしょう?
う・・いつの間にか目的が変わってしまってました・・
「事実証拠があっても、女性が同意していたとは限らない」ってことなんですよね?
そういうことなんです
いくら事実証拠があっても、女性が後から「実は嫌でした」と言えば男性が悪者になってしまうんです
性的同意を示す事実をいくら作っても無駄になるケースもあることを踏まえると、性的同意を取ること自体が無意味ということになるんです
女性が性的行為に同意した事実を法的に立証するのは難しいので、同意を取ること自体が無意味
(女性側が訴えた場合は男性側が不利になることがほとんど)
女性から性行為の同意を取るタイミングは?
「女性から性的同意の言葉を引き出すことは難しい」
「女性が性行為に同意していた証拠を用意しても無意味」
・・ならどうしたらいいんですか?
女性からの好感度を上げるしかありません
どんな同意を得ようが、どんな既成事実があろうが、女性が後から苦情を申し立てたら「同意はなかった」という事実にされてしまうのがこの社会なんです
女性も好きな男性とは関係を続けたいわけですから、好きな男性に対しては文句や苦情を言わないんです
恋愛の世界では好感度が絶対正義なんです
同意といえば「事前に取るもの」と解釈するのが一般的です。
しかし、恋愛の同意は基本的に「事後に取るもの」です。
初めてセッ◯スする女性がすでにこちらのことをすごく好きな状態になっていれば性的同意を事前に取ることも可能なわけですが・・そういうケースはあまりありません。
(かなりのモテ男じゃないと難しい)
女性は「セッ◯スした後」にその男性のことをますます好きになるケースが多いため、性的同意を取ってから性行為に及ぶのは難しいのです。
性行為の後に女性の好感度が高いままなら、性交同意は取れたと解釈できる
性的同意を取ると女性は萎える
女性から性的同意を取ろうとする行為は、実は女性にとってもマイナスになる行為です。
「いい?」
「しよっか?」
「したくなってきたんだけど?」
性行為の前にこういうことを言うと女性が萎えるからです。
そのため、こういうことを言って「女性に同意を取ろうとする男性」ほど女性に好かれません。
女性に好かれる男性は性行為に必要なことを理解しているからこそ、あえて「女性に同意を取らない」のです。
- 雰囲気を壊さない
(了承を取ろうとする行為が弱々しく、女性を興醒めさせる) - 女性が言い訳できる状況を作ってあげる
(男性が迫ったから・・という事実にしてあげる方が女性の恥じらいが守られる) - 最後まですることを宣言せず流れのままに徐々に進めていく
(男性の性欲は一瞬で高まるが、女性の性欲は徐々に高まる) - 興奮している様子を見せることで女性にも興奮してもらう
(了承を取ってするより、流れのままに・・の方が興奮しやすい)
このように、女性に性的同意を取る行為は性行為の興奮や楽しさを奪ってしまいます。
性行為は男女お互いが楽しんでするべき行為なので、これでは本末転倒です。
性交同意を取ろうとする男性ほど、性的行為で女性を楽しませてあげることができない
女性が後から「同意はなかった」と訴えてくる理由
性犯罪の被害者のほとんどが女性ですので、性的同意は基本的に女性のための法律とも言えます。
(もちろん男性が被害者になるケースもあります)
しかし、性的同意を取って安心するのは男性だけです。
「同意は取れたからOKだな!」という保険が得られたと喜ぶのは男性だけなんです。
何で男性だけ?
キチンと同意を取ろうとしてくれたわけだから女性も安心するんじゃないですか?
「同意に対して女性が断ることができる」なんて単純な話じゃないからです
男性以上に女性はハッキリと断るのが苦手なんですよ
「断ったら気まずい・・」
「ここまできてどうやって断ったらいいのかわからない・・」
「ノーと言えないから仕方なく応じるしかないかも・・」
こうやって女性は流されるんです
後になって同意はなかったと女性が言ってくる理由はコレなんです
本当は嫌なのに、流されて行為に及んで、後になって文句を言う方が悪いんじゃないですか?!
だったら同意を取る意味なんて全くないし、性的同意なんて法律も不要じゃないですか!
そう言うと思いました・・だから奥手くんはモテないんですよ?
女性はそういう「流されやすい生き物」なので、これは仕方のないことなんです
だからこそ、性的同意や性交同意年齢の法律は必要なんです
これらは断るのが苦手な女性のためにある法律なんです
【性交同意年齢は何歳から?についてはコチラ ↓】
性行為(性的行為)をする上で重要なことは「相手の同意を取ること」ではなく「性行為をして良かった」とお互いが思うことです。
性行為したことを女性が後から後悔してしまうような状況にしないことが大事なんです。
「性交同意を取れば女性が安心するわけではない」ということを男性はよく理解しておくべき
まとめ(結論)
◇ 性交同意の性的行為にはキスやハグや手をつなぐといった行為も含まれる
◇ 女性には貞操観念や恥じらいがあるので、性交同意の言葉を事前に言うことはまずない
◇ 性交同意したような事実があっても女性が申し立てたら「同意がなかった」となるので、女性から性交同意を取る必要はない
◇ 性交同意は性的行為の後に取るもので、性的行為の後の好感度が重要
◇ 性交同意を取ろうとする行為そのものが、女性を興醒めさせてしまうことになる
◇ 性交同意を取ったところで安心するのは男性だけ(女性は断れなくて流されただけの場合も多い)
「いくら事実証拠があっても、女性が後から「実は嫌でした」と言えば、男性が悪者になってしまう」
闇深すぎ。そしてこれが男女逆で成り立たないところも闇深すぎ。
要は、どんなにモテる人でも善良な人でも行為後の相手の気分次第で犯罪者になるってことか
「真の同意を立証することは困難」という現実からは、解説者の手法が出てくるのは理解できます。しかし、それでも破局した場合のリスクは残ります。最も安全にするなら、事前に公的機関にセックスの意思表明をしてからするということになりそうです。公的機関への意思表明とは、今の制度では婚姻届になります。あと女性の性質についての記述は今まではそうだったと思いますが、今後は性的同意理論を学んだ女性を中心に当てはまらない女性も増えてきて、個人差が大きくなりそうです。