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【恋愛指導事例】発達障害と認定された男性がコミュ障を克服して理想の彼女を手に入れて結婚した方法

発達障害で感情の乏しい男と驚く女

感情表現の苦手な男性でも恋愛で成功することができるについて、実際に起こった出来事を話します。

恋愛技術を理解して実践しているのに成果が出ない男性

以前、私が直接指導した人にEさんという男性がいました。

Eさんは20代の真面目な男性で、女性経験はこれまでに1人だけでした。

パーティで知り合った女性を好きになってしまい「なんとかその女性と付き合いたい」とのことで、私を頼ってくれました。

Eさんは非常に頭の良い方で、私が指導した内容もすぐに理解してくれていました。

にもかかわらず・・なぜか成果が出ません。

恋愛技術を頭では完全に理解できている上に、実際の女性の前でもそれなりにちゃんと実行しているにもかかわらず・・です。

発達障害の人は、思いや感情を表現するのが苦手なことが多い

成果が出ない原因はこれでした。

Eさんは、自分の思いや感情が伝えるのがものすごく苦手だったのです。

私の恋愛技術は「自分の思いや感情をキチンと女性に伝えること」がベースになっています。

そして、いい人ほどこれを苦手としています。

ただ頷いたり、相槌ばかりで、ただ同意するだけで、一般論しか言わない・・いい人ほど、こういうコミュニケーションばかりをとっています。

Eさんもこれと同じでした。

女性の言葉に対して、ただ同意するだけで、自分の言葉ではなく一般論ばかりで返していました。

だから、女性が次のデートに応じてくれることはほとんどありませんでした。

私はたびたび、ここを直すようにと細かく指導しましたが・・なかなか直らずお互い苦労しました。

Eさんは頭の良い人なので、私の言っていることは頭ではキチンと理解してくれていました。

にもかかわらず、なかなか変わらないEさんは、私にこう打ち明けてくれました。

「実は・・自分には、思いや感情があまりないんです」

Eさんが言うには「女性の言葉に対して何も感じることがない」ということでした。

思いや感情を伝えることが必要なのは理解しているが、その思いや感情そのものが全く出てこない・・という悩みでした。

さらにEさんは「幼い頃に発達障害と認定されてしまった過去がある」と私に打ち明けてくれました。

恋愛を求めている時点で思いや感情がある証拠

ただ私から見たら、Eさんはごく普通の人でした。

発達障害について私は詳しくありませんが、感情が欠落しているとか、他人への共感能力がないとか、そういう部分をEさんからは全く感じないのです。

「女性からモテるようになりたい」と願って私を頼ってくれているのが何よりの証拠です。

本当に感情がなかったらそんなことを願うはずはないからです。

つまり、これはEさんの言い訳に過ぎませんでした。

感情が湧かないのではなく、感情を表したくないことへの言い訳だったのです。

思いや感情が乏しければ演技をすること

私はEさんにこう聞きました。

私:Eさんは、無感情の女性でも満足ですか?何を聞いても生返事しか返さない、誘っても喜んでくれずただ来るだけ、愚痴も希望も何も言ってこない、喜怒哀楽を見せることがほとんどない・・そういうロボットみたいな女性と付き合いたいですか?

E:いえ・・それは嫌です。

私:そうでしょう?女性も同じなんですよ。Eさんは女性に感情を求めているんです。なのに自分は感情を出したくないというのは不公平ではありませんか?

恋愛というのは、相手の女性に感情を求めることです。

「好きだと言ってほしい」「甘えたり、くっついたりしてきてほしい」といった人間らしい感情を女性から見せてほしいわけです。

それなら、自分もそういう感情を見せていくべきなのです。

仮に感情や思いが湧かなかったとしても、せめて演技だけはするべきなのです。

何も本当の思いばかり言う必要はありません。

思いや感情を伝えているという演技を見せれば良いのです。

女性と性行為をしている時のことを想像してみてください。

  • 不感症な上にマグロで声やリアクションが全くない女性
  • 不感症な上にマグロでも演技して声を出してくれる女性

・・どっちが良いですか?

どっちも嫌かもしれませんが、後者側の女性の方がまだ良いはずです。

不感症なのは仕方のないことで、その女性の体質もあれば、男性側のテクニックにも問題があるかもしれないからです。

ただ、演技もしてくれないというのは寂しい話です。

それなら、相手の男性のことを考えて演技してくれる女性の方が可愛らしいと思うのが普通です。

演技の感情は本当の感情に変わっていく

こうした感じで、私はEさんに恋愛技術と感情の伝え方を指導していきました。

Eさんも最初はぎこちなく伝えていましたが、次第にそれが自然にできるようになっていきました。

演技をしているうちに、Eさんの中で感情が湧きやすく芽生えやすくなってきたからです。

感情や思いを出していると、それは自分の心にも刺激になります。

そうやってどんどん感情豊かになっていくわけです。

感情というものは育てることができるのです。

彼女を手に入れて結婚されたEさん

4ヶ月後、Eさんはついに意中の女性を手に入れました。

Eさんから彼女の写真を見せてもらったら・・あまりの美人で驚きました。

そして後に、お二人はご結婚されました。

感情が乏しかったり、感情表現が苦手だったり・・という男性も多いと思います。

しかし、それでも女性からモテることは可能です。

「自分にはこういうハンデがあるから」と諦めてしまう必要はありません。

発達障害と認定されてしまったEさんは、拍子抜けするくらいにモテるように変わっていきました。

「変わりたい」という思いさえあれば、変わるのは可能です。

恋愛技術は仕事でも役立てることができる

Eさんは、身につけた恋愛技術を職場でも活かしてくれています。

Eさんは元々コミュニケーションが苦手で、職場でも少し浮いていたと言っていました。

しかし、コミュニケーション能力を高めたEさんは、その後は上司や同僚の気持ちがよくわかるようになって、仕事もやりやすくなった上に評価も上がったそうです。

このように、恋愛技術は恋愛の成功だけに止まりません。

恋愛技術は究極のコミュニケーション術なため、仕事や人間関係全体にも活かすことができます。

Eさんは「発達障害というコンプレックスはもう消えた」と言っていました。

恋愛で成功したこと以上に、昔から抱えていたコンプレックスが消えたことの方が、Eさんにとって最も幸せなことだったのかもしれません。

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