コロナの影響で美人の風俗嬢は増えるのか?について考えてみます。
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ナイナイ岡村の炎上発言「コロナで可愛い風俗嬢が増えるのが楽しみ」
ナインティナインの岡村隆史さんがラジオ番組オールナイトニッポンの放送中に、こんな爆弾発言をしたことが話題になっています。
「コロナが収束したら絶対おもしろいことがあるんですよ」
「コロナが明けたら普段なら来ないような可愛い女性が風俗店で働き出すはず」
「仕事がなくて生活が苦しいので短期間でお金を稼ぐとなるとこれしかないから」
「3ヶ月の間だけそういう可愛い女性が風俗嬢をして、生活が戻ったら辞めるでしょう」
「だから男性諸君、その3ヶ月のために今は歯を食いしばって耐えましょう」
「僕はそれを信じて今頑張っています」
・・なかなか際どいこと言いましたね。
もちろん世間からは批判の嵐です。
「女性への蔑視発言かつ搾取発言だ!」
「貧困問題を軽視している!」
これを受けて、ニッポン放送はすぐさま謝罪文を掲載しました。
4月23日(木)深夜に生放送の「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」において、パーソナリティの岡村隆史氏から、現在のコロナ禍に対する認識の不足による発言、また、女性の尊厳と職業への配慮に欠ける発言がございました。
放送をお聴きになって不快に感じられた皆様、関係の皆様にお詫び申し上げます。
弊社番組に関わる全ての制作スタッフには、迅速に、より一層の教育を図ってまいります。
2020年4月27日 株式会社ニッポン放送
※原文ママ
・・後の祭りですね。
言った言葉はもう取り消せませんから。
ただ、岡村さんの倫理観や道徳性については・・無視します。(考えても仕方ないので)
それよりも、岡村さんが言った
「これから短期間の間だけ可愛い風俗嬢が増える」
これについて、実現性とその根拠を考えてみたいと思います。
経済危機によって生活苦に追い込まれる人はこの3種類
コロナウイルスの影響によって世界中の経済が大きく停滞しています。
この状態は長期化すると見られており、倒産や失業が相次ぐ事態が想定されます。
安定した収入が得られないことで、多くの人が生活苦に追い込まれるはずです。
こんなこと書いてる私も内心ビクビクしています(震)
実際に、コロナで生活苦に陥ったと主張する若い男性が若い女性を襲うといった事件も起きています。
そして、生活苦に追い込まれる速度には個人差があります。
早期に困窮してしまう人はこの3種類です。
- 事業倒産で多くの借金が発生する人(主に事業主や経営者)
- 現時点で蓄えが少ない人(主に若い人)
- 再就職が難しい人(高齢者もしくは専門スキルを持たない人)
ここに若い女性が該当するかどうかが焦点になります。
1の人は除外するとして、ここでは2と3に該当する人を考えてみます。
貯蓄のない若い世代が最も早く生活苦に陥りやすい
20代の平均貯金額を見てみると、
このとおり「貯金50万円以下」の人が過半数を占めています。
20代は誰しも働きたての状態ですから、貯蓄が少ないのは当たり前です。
そして、20代女性の1ヶ月の生活費はこれを参考にしてみます。
都内一人暮らしということで割高な部分もありますが、他は切り詰めた計算になっています。
そのため、1ヶ月の生活費を15万円と考えます。
仮に無収入とした場合、貯金50万円以下だと・・もって3ヶ月という計算になります。
岡村さんが言った「3ヶ月」という数字と当てはまります。(意図したかどうかは知りませんが)
こうなると、頼る先は・・親です。
とはいっても、苦しいのは親世代も同様です。
そのため、親が裕福な家以外はまともな援助も受けられない可能性があります。
専門スキルを有しない人は再就職も難しい
そして、再就職するにあたっては男性の方が少しだけ有利です。
専門スキルを有してる絶対数は男性の方が多いからです。
士業や文系資格はともかくとしても、技術系資格やクレーン等の資格保有者は男性が9割以上を占めています。
今この状況で求人募集しているのは、医療系もしくは専門スキルを必要とする職種が多いです。
人並程度にパソコンが使えますといった事務員や、高い営業スキルを必要としない販売員は、残念ながら求められていません。
そうなると、若い女性でしばらく安泰な職はほぼこの2種類に大別される気がします。
- 士業(法律系・医療系・教育系など)
- その他の専門スキルや実績を求められる業務(それを証明できる必要あり)
そして、上記の職に就いていない女性の方が多数派なため、多くの若い女性が職を失い路頭に迷う恐れがあります。
岡村さんが言った意味はこのことだと思われます。
親に頼れず専門スキルを持たない独身女性は生活苦になると風俗に走る?
今やアルバイトや派遣を探すのも一苦労です。
テイクアウトが主流になった今、宅配やウーバーイーツといった仕事なら需要がありますが、これも体力仕事ですし、何より身の危険もある若い女性にはあまりオススメできる仕事ではありません。
親にも頼れない、資格も持っていない、専門スキルもない・・そういう若い独身女性は本当に追いつめられることになるかもしれません。
人間は追いつめられると普段では考えられないような行動を起こします。
「風俗なんて絶対ムリ」と言っていた女性でも、食うに困るとなれば・・わかりません。
しかも、風俗は若い女性が最も手っ取り早く稼げる方法の一つです。
このとおり、アラサーの女性でも月収50万円です。
岡村さんが言った「3ヶ月」働けば150万円・・つまり10ヶ月分の生活費を稼ぐことができます。
10ヶ月生活できるとなれば一旦は安心です。
「とりあえず当面はこれで乗り切って、コロナが落ち着いたら普通の仕事にも就けるはず」
と考えて「3ヶ月」で辞める女性も確かにいそうです。
何より、風俗という仕事は体力的にも精神的にも過酷ですので、3ヶ月も働けば心身ともに疲れ果て休みたくもなるはずです。
岡村さんが言った「3ヶ月」というのは、あながちハズレでもない気がしてきました。
生活に困ったら風俗?・・そんな簡単な話じゃない
かといって、生活に困った女性たちのほとんどが風俗を始めるかといったら・・そんなわけありません。
人間には「慣れ」が必要だからです。
普通のOLからいきなり風俗嬢になる女性は少数派で、大抵はキャバ嬢やおっパブ嬢などを経験・経由して風俗嬢になるパターンです。
キャバ嬢などをしながら慣れていって徐々にステップアップしていく流れが多いのです。
そのため、岡村さんが言った「3ヶ月の間だけ可愛い女性が風俗嬢をする」というのは、
「元々キャバ嬢などをしていた女性が風俗へとステップアップしやすくなる」
という意味に私は解釈します。
街を歩いてる美人のOLたちがこぞって風俗嬢に・・なんてことはさすがに考えられません。
せいぜいキャバクラでバイトを始めるくらいだと思いますし、実際にそういう女性は増えると思います。
つまり、「OL → キャバ嬢 → 風俗嬢」という流れはできるはずなので、結果的に風俗嬢もキャバ嬢も増えることにはなると思います。
そして、絶対数が増えればそれだけ美人で可愛い女性の数も増えるので、岡村さんが言ったことは一応当たってはいます。
こんな状況において男性がすべきこと
岡村さんを擁護する気は一切ありませんが、結果として発言内容を肯定するような形になってしまいました。。。
そのくらい今の経済状況はヤバイということです。
アメリカではすでに2,000万人以上の失業者が出ています。
日本も2,000万人以上の非正規労働者が全員失業する恐れがあると言われています。
こういった状況をおもしろがってるような発言をした岡村さんは、批判されても当然だと思います。
おそらく岡村さんは大金持ちでしょうから、仮に仕事を全て失ったとしても生活に困ることはなく、いくらでも風俗で遊ぶお金もあるのでしょう。
そういう立場にある人が今ああいう発言をしたらどうなるか・・わかりそうなものなんですが。。。
余談ですが「生活保護を受ける」という手もあります。
手続きが面倒で難しいと思われがちですが、実はそんなことはありません。
退職理由が会社都合だった場合はすぐに受給できます。
また、若い人は職員から「生活保護なんかもらわずに職を探しなさい」と言われることも多いそうですが、今なら言われることはないはずです。
決して恥ずかしいことではありませんので、変な仕事に就くくらいなら生活保護を一旦受けて、コロナや経済を落ち着いてから改めて仕事を探せばいいと思います。
今苦しいのは女性だけでなく男性も同じです。
だからこそ、今は女性を支えてあげてほしいと思います。
家庭のある人は奥さんを、恋人のいる人は彼女を、どうか励ましてあげてください。
女性はよくこう言います。
「いざという時に頼りになる人が好き」
今がまさにその時です。
自分自身も苦しいわけですから、それは簡単なことではありません。
しかし、いつの時代も「ピンチはチャンス」です。
今この状況で堂々としていられる男性は確実にモテます。
イケメンじゃないからとか関係ありません、今はそんなもの求められていません。
女性を元気づけることができる男性が今求められています。
そうすることで、真面目で普通の女性がキャバクラや風俗に行ってしまうことのないように・・皆で守ってあげましょう。
これからあなたが出会うはずの運命の女性が、キャバクラで働くことになったら・・嫌じゃありませんか?
あなたが今好きな女性が、実は風俗嬢になってて見知らぬ男に抱かれていたなんて・・悔やみきれませんよね。
そうならないためにも、女性を元気づけることができて、女性から頼られる・・そのための恋愛技術を身に付けておいてほしいんです。
恋愛技術は男性のためだけではなく女性のためにも必要なものだからです。
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