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【相手を口説き落とす天才】秀吉の軍師「黒田官兵衛」の交渉術は恋愛でも役立つ

黒田官兵衛の肖像画

モテるためには女を口説き落とす必要がある

最初に断言します。

黙っていたら男はモテません。

黙っていてもモテる男性は、よほどのイケメンか超絶エリートくらいです。

嫌でも辛くても、男は女を口説かなくてはいけません。

そこで必要になるのが、口説きの技術です。

今回は、戦国時代きっての天才軍師「黒田官兵衛」の交渉術を基に、女性の口説き方について解説します。

天才軍師「黒田官兵衛」とは?

黒田官兵衛を知らない人のために簡単に説明します。

黒田官兵衛は、今から400年以上前の戦国時代に活躍した戦国武将の一人です。

豊臣秀吉の軍師というのが一般的な世間のイメージです。

あの織田信長にも才気を認められ、豊臣秀吉の軍師として幾多の功績を立てます。

特に有名なのは、備中高松城の水攻めと中国大返しです。

高松城は沼に囲まれていて攻めるのが困難な城でした。

そこで黒田官兵衛は、その地形を逆に利用します。

周囲に堤を築いて川の流れを変え、高松城を水没させる戦略を提案したと言われています。

まさに「戦わずして勝つ」です。

中国大返しでも、黒田官兵衛はその天才ぶりを発揮しています。

主君の織田信長が明智光秀に討たれたという報を受けて周囲が混乱する中、黒田官兵衛だけは動揺する豊臣秀吉にこう言ったと伝えられています。

「これでご運が開けましたよ」

ここで明智光秀を討てば世間は皆あなたに付いてきます、という意味でしょう。

そして、交戦中だった毛利軍と早々に休戦契約を交わした後、わずか10日後に明智光秀を討ち果たします。

黒田官兵衛が予測したとおり、豊臣秀吉はその後天下統一を果たしました。

「今何をすべきか」が瞬時に判断できる頭脳を持っていたわけですね。

その後、豊臣秀吉から警戒されて不遇な扱いを受けたり、関ヶ原の合戦での天下取り戦略を息子に間接的に邪魔されたりと、あまり運には恵まれなかったイメージもあります。

ただ、戦後時代ナンバーワンの頭脳を持つ武将だったと言っても過言ではない人でした。

北条氏を説き伏せた黒田官兵衛は交渉術も優れていた

このように、黒田官兵衛といえば「戦上手」や「計略の達人」といったイメージがまず浮かびます。

しかし、黒田官兵衛が最も優れていたのは「交渉術」だと私は思っています。

黒田官兵衛は幾多の交渉を見事にまとめてきています。

とにかく口が上手いわけです。

黒田官兵衛は優れたネゴシエーター(交渉人)でもあったのです。

それが最も活かされたのは、籠城する北条氏を説き伏せて降伏させた時です。

天下統一を目前としていた豊臣秀吉の前に、最後まで抵抗していたのが関東の北条氏です。

北条氏は難攻不落の小田原城に立てこもり、徹底抗戦の構えを見せます。

圧倒的な勢力を持つ秀吉は、力でこれをねじ伏せようとします。

しかし、そうなると戦いは長期に亘る上、多くの犠牲を出すことにもなります。

これでは秀吉の面目も立ちません。

そこで登場するのが黒田官兵衛です。

「私が北条氏に降伏を勧めてきます」と言って、単身で交渉に向かいます。

黒田官兵衛の説得を受け入れた北条氏は降伏し、秀吉はついに天下統一を成し遂げます。

北条氏は黒田官兵衛に日光一文字(現在は国宝)という名刀を贈り感謝の意を示します。

降伏を勧告してきた相手に家宝を贈るなんてことは普通考えられません。

黒田官兵衛の説得がいかに優れていたかがよくわかります。

プライドが高く意固地になっている相手を説得するには

北条氏が秀吉に屈服したくない理由・・それはプライドでした。

北条氏は古くから続く名門の家柄、

それに対し秀吉は農民出身の成り上がり者。

「秀吉なんかに降伏するくらいなら、戦って滅びた方がマシだ」

こんな意固地になっている相手を説き伏せることは至難の業です。

そこで黒田官兵衛は、まず北条氏の本音を探ろうとします。

北条氏へ高級な酒と魚を送り、自分が会いたがってる旨を伝えます。

北条氏から返答として送られてきたものは火薬と鉛でした。

周囲はこれを北条氏による挑発だと受け取りますが、黒田官兵衛は別のことを考えてました。

「もし本気で戦うつもりがあるのなら、貴重な武器や弾薬を送ってくるわけがない」

北条氏は秀吉と同じく意地になっているだけで、本当は戦いたくないのではないかと考えます。

ここに付け入る隙を見つけた黒田官兵衛は、北条氏との交渉に向かいます。

北条氏の当主北条氏政に対し、黒田官兵衛はこう言いました。

「あなたの勝ち目はゼロなので降伏しましょう」

「降伏すれば領地を取り上げることはいたしません」

「ここまで権力に屈しなかったあなたは立派です」

「ここは一旦降伏してでも一族を守るべきです」

黒田官兵衛の交渉術ポイントは3つ

現代は、男尊女卑であった戦国時代とは違います。

現代の女性には、男性顔負けのプライドを持っている人もいます。

そんな女性に頭から上からものを言っても嫌われるだけです。

かといって、ただ大人しく接していても魅力を感じてもらえません。

そこで、黒田官兵衛が行なった交渉術が役に立ちます。

黒田官兵衛が北条氏に行なった交渉のポイントはこの3つです。

  1. 相手の本心を探る
  2. 相手の危機感を煽りながら降伏を促す
  3. 相手のプライドを尊重しつつ利益を強調する

まず、貢物によって北条氏の本心を探りました。

返礼から「これは説得すればなんとかなりそうだ」と言う感覚を得ます。

次に、この先も絶対に勝ち目がない理由を説明し、降伏を勧めます。

しかし、頭から言ってばかりだとプライドの高い北条氏はヘソを曲げるかもしれません。

そこで、強大な権力で脅しをかけ続けた豊臣秀吉に従わなかったその勇気を讃え、空気を一旦緩和させます。

その上で、降伏すれば一族は滅びることはなく領地も保障すると、北条氏にとって好条件を提示します。

降伏した北条氏は、自分に降伏を勧めた黒田官兵衛を恨むどころか感謝して家宝を与えます。

北条氏には本当は降伏したい気持ちがあり、そこを上手く引き出してくれた黒田官兵衛に感謝したということです。

ではこの3つのポイントを恋愛に当てはめてこれから説明していきます。

ポイント①「相手の本心を探る」

まず、女性を口説いても良いタイミングかどうかを見極めます。

多くの男性は、自分が口説きたいタイミングで女性を口説くから失敗します。

「好きで仕方ないから告白した」

これは女性にとってのタイミングではなく、ただの自分勝手に過ぎません。

その女性を口説いても良い状態にあるかどうかをまず判断する必要があるのです。

仮に女性に好感度というものがあるとしたら、その好感度が高いかどうかを見極めなければなりません。

この好感度の見極め方については別の記事で紹介します。

ポイント②「相手の危機感を煽りながら降伏を促す」

次に、実際に女性を押します。

「俺と付き合ってください」

と頼むように言うのではなく、

「俺と付き合うか」

といった風に強気に押すのがベストです。

これによって、決して媚びてるわけではなく、あくまで対等以上の関係でストレートに押しているという感覚を与えます。

頼むように媚びるように言っていては、女性は危機感を感じるどころかこちらをナメてきます。

そのため、一旦強気に上から押すことで、「この人には逆らえない」と思わせるくらいの危機感を演出するわけです。

このように、まずは男性が女性をキチンと押して、女性を引っ張ってあげることが大事です。

「いつかこの関係は進展するだろう」なんて他力本願な考えでは絶対にモテません。

押すべき時にちゃんと押すことが大事なのです。

ポイント③「相手のプライドを尊重しつつ利益を強調する」

とはいっても、こちらの好意を女性がすんなりと受け入れてくれるとは限りません。

一発目の押しは大抵の場合、女性にはぐらかされます。

「急にそんなこと言われても・・」

「まだそういう風に考えられないし・・」

などと、曖昧な態度を取る女性がほとんどでしょう。

「私には私の都合や気持ちがあるのに、自分が勝手に盛り上がって関係を迫ってこられても困る」

という感情もあります。

そのため、あえて断ってしまおうと考える女性も多いのです。

ゼロの関係からいきなり恋人同士になるという決定は女性にとって怖いものです。

なので、一旦逃げてしまおうというわけです。

しかし、そこで引いていたらいつまでたっても女性を口説けません。

迷って断ろうとしてくる女性に対して、

「俺は本気だ」

「俺はめげないぞ」

「そんな断り方で折れると思ったら大間違いだ」

という感じで、簡単には引かない諦めないという意志を伝えます。

これが女性のプライドを刺激します。

「ここまで思ってくれるんだったら・・」

「どうやら本気みたいだ・・」

といった感じで、「だったら・・」と受け入れやすくなるものです。

その上で、女性側の利益も強調するのです。

「俺といると楽しいだろ?」

「俺の思いを受け入れた方が良いような気がしないか?」

という風に、自分だけが利益を得ようとしているわけではない姿勢を見せるのです。

付き合うという関係は、双方にとってメリットがないと成立しません。

だからこそ、女性側にもメリットがあるということを教えてあげなくてはいけないのです。

ただ押すだけでは女を口説けない

これらは恋愛に限ったことではなく、人を説得する時にも使えます。

ただ自分の思いを通したいだけで交渉事がうまくいくほど世の中は甘くありません。

相手あっての交渉なわけですから、キチンと相手の心情も理解してあげないとイエスの答えは引き出せないのです。

黒田官兵衛は他にも幾多の交渉をまとめてきていますが、基本はこの考えに沿って交渉を有利に進めてきたはずです。

ただ相手を滅ぼすだけでは、恨みを買っていずれ仕返しされるかもしれません。

だからこそ、相手の気持ちも考えた上で負けを認めさせてきたわけです。

恋愛でもただ押すだけではなく、「どうやって押されたら相手が落ちるか」を考える必要があるのです。

なお、告白の仕方についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

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