聞き上手の恋愛技術「中級編」について解説します。
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会話はドッヂボールではなくキャッチボールが基本
恋愛でモテるための会話の基本はこれです。
- 女性に質問する
- 女性の答えにリアクションしながら自分の話もする
モテない男性というのは「① 女性に質問する」だけで終わっている場合が多いのです。
相手からすれば、「聞いただけかい!」「答えてあげたんだから何か言えよ!」という気分なのです。
これでは、相手に一方的にボールをぶつけるだけのドッヂボールと同じです。
聞いた以上は、そこにちゃんとコメントしてあげて、そして自分の話もするべきなんです。
会話というのはドッヂボールではなく、キャッチボールにしないといけないんです。
ただ、モテない男性はこう悩みます。
「そもそも最初にどんな質問をしたらいいのかわからない」
会話の基本はキャッチボールであることくらいは皆わかっています。
でも、キャッチボールを成立させるための最初の一球に何を投げたらいいのか・・これがわからない人が多いのです。
そこで今回は、多くの男性が悩む「質問の仕方」について詳しく解説します。
女を警戒させずに会話を盛り上げる質問の技術とは?
質問という行為にはリスクが伴います。
「質問された方が女性も嬉しいんじゃないか?」と思うかもしれませんが、女性が嬉しいと感じるのは「あなたに興味や好意を持っている時だけ」です。
親しくもない関係で女性に質問ばかりしていると「この人は私の何を探ろうとしてるんだろう?」と、警戒される恐れがあります。
かといって、質問をせずに会話を進めることは難しいです。
男性が一方的にペラペラしゃべっていたら、女性がそこに突っ込んできてくれるとは限らないからです。
コミュ力の高い女性ならまだしも、大抵の女性は緊張や警戒心からうまく返してはくれません。
何より、質問しないとその女性のことも見えてきませんので、結局いつかは聞かなくてはいけないわけです。
そこで、女性を警戒させずに、女性を楽しませることができる・・そういう質問の方法を説明します。
悪い会話例「ただぶつけるだけの質問攻めパターン」
モテない男性が冒している失敗は、
「ただ話題を振るだけの質問を繰り返している」
実際にこれで失敗している会話例を挙げます。
男:仕事ってどんなことしてる?
女:普通の事務かな。
男:事務してるんだね。もう長いの?
女:今の仕事はまだ半年くらいかな。
男:じゃあまだ最近だね。休みは土日?
女:うん。
男:休みって何してる?
女:うーん、買い物とか友達とご飯行ったりとか。
男:そっか。休みは大体出かけてる?
女:出かけたり出かけなかったりかな。
男:出かけない日は何してる?
女:うーん、家でテレビ観たりとか。
男:好きな番組とかあるの?
女:別にこれが好きってものがあるわけじゃないけど。
男:ただなんとなく観てる感じ?
女:まあそうかな。
会話が全く盛り上がっていない状態というのはこういうことをいいます。
会話は途切れずに続いているので、とりあえずは成立しているように見えます。
ただ、男性に「投げられたらちゃんと返す」という意識がないために、会話の応酬が成立せず一方的なものになっています。
女性にただ質問をぶつけるだけで、自分は何も返していないのです。
モテない男性ほど「これは?じゃあこれは?」と、ただ質問を変えては聞き続けるという質問攻めをする傾向があります。
ボールを投げるだけで、返されたボールを受け止めることもなく、そのまま捨ててしまっています。
だから話題が尽きてしまい、会話は途切れ途切れになって、気まずい無言の時間帯が出来上がってしまうわけです。
良い会話例「質問だけでも盛り上がるパターン」
では逆に、上手に質問をしている場合の会話例を挙げます。
男:好きな男のタイプってどんな感じ?
女:うーん、そうだなあ・・なんて言えばいいかなあ・・
男:まあ難しいよな。じゃあさ、女々しいイケメンと、男らしいブサイクだったら、どっちと付き合う?
女:えー、どっちもヤダ。
男:嫌なのはわかってるって。仮にだよ、どっちかを選ばなきゃいけないとしたら。
女:それだったら・・まだ男らしい方かなあ。
男:おっ、イケメンでも女々しいと無理ってか。じゃあ実際に女々しい人と付き合ったことある?
女:あー、あるある。
男:おっ、あったか。それって最近の話?
女:去年の話。
男:去年ならまだよく覚えてそうだな。どういう風に女々しかった?
女:連絡しなかっただけでスネたり、あと泣いたりとか。
男:スネるのはいかんなあ、でもその人とはどうして付き合ったわけ?
女:見た目が好みだったし、最初はしゃべってて楽しかったから。
男:最初は色々良かったわけな。で、その人とはどこで知り合った?
女:友達の紹介だよ。だから最初は良いところばかり聞かされてた。
男:そういうことか、納得納得。
この会話例では、男性はただ質問しているだけで、自分の話はほとんどしていません。
それ自体は良くないことですが、それでもこの会話はそれなりに盛り上がっています。
それは、質問の技術が高いからです。
なぜ質問だけで盛り上がるのか、そのポイントはこの2つです。
- 択一式もしくはイエス or ノーで答えられる聞き方にしている
- 5W1Hに従って聞いている
では一つずつ説明していきます。
女への質問は「択一式」もしくはイエス or ノーで答えられる聞き方にする
先ほどの会話例の中からポイントを抜き出して解説します。
まず、冒頭のやりとり。
男:好きな男のタイプってどんな感じ?
女:うーん、そうだなあ・・なんて言えばいいかなあ・・
このように、ざっくりとした質問では女性は答えにくいものです。
ですから、このように択一式の質問に切り替えています。
男:難しいよな。じゃあさ、女々しいイケメンと、男らしいブサイクだったら、どっちと付き合う?
女性が答えやすいように、質問を二択に絞ったわけです。
その結果、女性も
女:それだったら・・男らしい方かなあ。
と、簡単に答えてくれています。
そして、女性の答えにコメントしながら、質問を深堀りしていきます。
男:おっ、イケメンでも女々しいと無理ってか。じゃあ実際に女々しい人と付き合ったことある?
女:あー、あるある。
イエスかノーで答えられる質問を入れることで、さらに女性が答えやすいように誘導しています。
このように、択一式もしくはイエスかノーかで答えられる質問をした方が女性にも負担は少ないので、女性も楽に答えやすいのです。
会話が続かない人はぜひ参考にしてみてください。
質問に迷ったら5W1Hを意識する
そして、何を質問していいか困った時は、5W1Hを思い出してみてください。
5W1Hとはこの6種類をいいます。
- Who(だれが)
- When(いつ)
- Where(どこで)
- What(なにを)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
ほとんどの人が英語で習っているはずですので知っていると思います。
そして、さきほどの会話例でも5W1Hを活用しています。
【When(いつ)】
男:おっ、あったか。それって何年前くらい?
【How(どのように)】
男:去年ならまだよく覚えてそうだな。どういう風に女々しかった?
【Why(なぜ)】
男:スネるのはいかんなあ、でもその人とはどうして付き合ったわけ?
【Where(どこで)】
男:最初は色々良かったわけな。って、その人とはどこで知り合った?
このように、5W1Hに従って質問していくだけでも、自然と会話はつながっていきます。
ここで重要なのは「女性の答えに対して質問をつなげていくこと」です。
女性の答えを無視して全く違う質問ばかりをぶつけ続けるのはダメです。
「なるほど、じゃあ次は何を聞こうかな?」と考えるのではなく、
「そういうことか、もっとその話聞かせて」という風に、一つの話題を広げていくことが大事です。
これが女性との会話を盛り上げることになり、そして会話を延々と続かせるためのコツです。
このように、会話の基本は「まず質問から」です。
モテない男性というのはとにかく質問の仕方が下手なことが多いので、まずはここを改善するところから始めてください。
ちなみに「女にモテるには、女に質問するな」と教える人もいますが、これは半分は正しくて、半分は間違いです。
確かに自分の話をすることも大事ですが、いきなり自分の話をペラペラしゃべることができる男性はすでにモテているため、そもそもこういうことで悩んだりはしません。
モテない男性ほど自分の話をするのを苦手としているため「まずは質問する」という方法から入っていった方が良いのです。
女性との会話に慣れてくれば、自分の話をすることも自然とできるようになっていきます。
モテるためには最終的に自分の話もしないといけない
そして「どうやって自分の話をするのか」・・これが最も難しいポイントです。
記事の冒頭で説明した会話の基本
- 女性に質問する
- 女性の答えにリアクションしながら自分の話もする
この「② 女性の答えにリアクションしながら自分の話もする」がこれに該当します。
このやり方については、
にて詳しく解説します。
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